切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

ホリエモン、日興コーディアル、古舘伊知郎…。

2007-03-22 01:32:52 | TVピープル
遅ればせながら、ホリエモン実刑について感想を書くんだけど、有罪は当然としても、実刑というのは、ホリエモンの態度があまりに裁判官の心証を害したってことなんでしょうね。反論するにしても、言い方っていうのがあるしなあ~。ところで、この件に絡めて気になったのは、個人的には、日興コーディアルが上場廃止にならなかったことと、古舘の発言。こっちの方が深刻だと思うんだけど・・・。

・ホリエモン懲役2年半に「なぜ日興はセーフ?」の声

日興コーディアルが上場廃止にならなかった背景には、外資による東証への圧力があったという声がささやかれている。

シティバンクでおなじみ、シティグループが、日興コーディアルを子会社化した背景には、金持ち相手のシティバンクがマネーロンダリングの温床となったことから金融庁の指導が入って破綻したことと、シティグループが日本国内で行っていた消費者金融業が赤字に転落したことがあり、今度は証券市場に参入して小金持ち(?)をターゲットに金儲けをしたいという事情がある。

・日興コーディアル:米シティ子会社化 金融勢力図が激変 再々編を誘発も
・金融庁の米シティバンクへの処分は本当に厳しいのか?
・WSJ-シティグループ、日本の消費者金融事業縮小で成長に陰り


いったん上場廃止になると、再上場にはコストがかかるし、上場基準も厳しくなってきているから、何かと手間。そんなわけで、シティグループや外資が東証や金融庁に圧力をかけて、上場廃止を阻止したというのが、本当のからくりなのだといわれている。

しかし、日本のエスタブリッシュメントって、いつからこんなにだらしなくなったくなったのだろう?(元から?)アメリカ政府の「年次改革要望書」によって、改造されていく日本・・・。

要するに、ホリエモンに厳しくて、日興コーディアルに甘い東証の背景には、日本のエスタブリッシュメントのアメリカへの弱腰があるってことなんですね。

しかし、竹中もいなくなったんだから、こんな現状を打開できないものなのかしら?

さて、今度は古舘伊知郎。

ホリエモンの判決のあった日のテレビで、古舘伊知郎がホリエモンにインタビューしていたんだけど、「ひとりの人間として反省しないのか?」というようなことを訊いていてビックリした。

だいたい、やくざの元情夫・細木数子と番組共演しているような男に、モラルめいたことをいう資格なんてあるんだろうか。

・古舘さん、あんたは報道辞めなさい!(細木VS古舘をめぐって)

あんまり好きな雑誌ではないんだけど『Will』という雑誌で溝口敦が、細木とやくざとのいまだに続く深い関係を語っている(「細木数子を永久追放せよ」という記事)。

今までも、このブログでは細木を徹底批判してきたけれど、こんな情けない男をキャスターに起用しているテレビ報道の現状を考えると、アメリカに追随している日本を批判することはできないなってつくづく思う。(結局、長いものに巻かれているという意味で。)

堀江裁判判決の日は、朝から報道特番は組まれるは、夜のニュースもこの話題一色だったけど、骨のない連中が表面だけ追っかけている限り、日本はやくざと外資に掠め取られていくんだろうなあって思ってしまいましたね・・・。
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2 コメント

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こんにちは (しゅんみつ)
2007-03-22 08:43:47
はじめまして!!
突然のコメント失礼いたします。

わたしの住宅関係サイトで、
こちらの記事を紹介させていただきましたので、
ご連絡させていただきました。

該当記事は
http://blog.livedoor.jp/goodmyhome21/archives/53345183.htmlです。


どうぞこれからもよろしくお願いいたします^^
返信する
ご丁寧にありがとうございます。 (切られお富 )
2007-03-23 02:16:02
こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。

しかし、この問題、金融担当大臣も含めた株価操作疑惑があると思います。

日経などの上場廃止記事直後にどんな株取引がなされたか、どこの外資が株を買い占めたのか、東証は情報公開すべきだと思いますね。

そう思いませんか?マスコミの皆さん。
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