切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

『扉の向こう』(ドキュメンタリー映画)

2009-08-11 23:59:59 | カメレオンのための音楽
これは、映画『誰も知らない』で知られる是枝監督がプロデュースした、ロックバンド、エレファントカシマシのドキュメンタリー映画です。エレカシ・ファンならずとも必見ですよ。ボーカルの宮本浩次の素顔が感動的です!

「持ってるものを出し切りたい」と語る宮本は独身で一人暮らし。そのマンションにはたくさんの本が並び、作家の部屋といわれても信じてしまいそうな雰囲気。(まあ、歌でも森鴎外が出てくるくらいですからね~。)

電車の中でもひたすら文庫本(岩波文庫!)を読み、ヘビースモーカーではあるけれど、酒はあまり飲まず、その姿勢は滅茶苦茶ストイックで、なんだか創作に身を捧げた修行僧みたい…。

エレカシの楽曲が宮本の唸り声を含めた「音」から出来上がって、歌詞を載せていくという形なのにも驚いた…。というか、知ったいまとなっては、この形しかありえないって思えてしまうのも不思議なんだけど…。

というわけで、「持ってるものを出し切りたい」という宮本の姿勢に、わたしはとっても撃たれました。

「おまえは出し切っているのか!」ってね~。

以上、万人におすすめ!


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以下のアルバムの製作中のドキュメントです!


エレファントカシマシ,宮本浩次
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