切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

バカバカしい裁判員制度PR!

2008-03-25 23:59:59 | TVピープル
今の裁判官や裁判制度に疑問を持っているわたしだけど、裁判員制度が問題解決の「打ち出の小槌」であるかのような、さらなる嘘っぱちを演じ続ける法曹関係者って…。というわけで、良識を疑うような裁判員制度PRのお話です!

・裁判員・検察も汗だくPR ゆるキャラ、検事正マラソン

・裁判員制度:PR看板に法相「ダメ出し」

裁判員制度のPRのために、
・サイバンインコ
・やるカニくん

なんていう「ゆるキャラ」を登場させたり、

>「裁判員制度が始まります」と書かれたタスキをかけ、「日本三景」の一つの松島で21キロのハーフマラソン


なんて、相当やばい発想力だって思いませんか?(勉強ばっかりしていると、こういう大人になるという見本だ!というか、勉強はしたけど、教養のない人の発想ですよね!)

おまけに、PR看板の「裁判員参上」って…。

刑事事件に採用される裁判員制度には、当然のことながら、加害者もいれば被害者もいるわけで、厳粛な審理が要求されるものなんですよ。

他人の人生を決める役割を一般国民に強制的に課してしまう上に、過剰に守秘義務が掛けられることで、裁判員制度の実態は隠蔽されかねない。

わたしが危惧するのは、現状の裁判制度の矛盾を、一種の<偽装民主主義>的な裁判員制度の導入で誤魔化されてしまうのではないかということ。

「みんなで決めました」というお題目の元に、法曹関係者の議論誘導がなされるはずだって、はじめから踏んでいるからなんですよね。

というのも、裁判における「事実」って、わたしたちの知っている事実とは違うものだからなんですが、この点については、映画『それでもボクはやってない』や、大岡昇平の小説『事件』なんかがわかりやすいんじゃないかな?

というわけで、そもそも、国民が欲したわけではない「裁判員制度」の導入の経緯自体が怪しげなんですが、「裁判員制度」批判ってなかなか盛り上がらないですよね~。これというのも記者クラブ制度のせいなんですか?

もう遠くない話なんだから、もうちょっと議論にならないとまずいんじゃないですかね、ほんと!
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1 コメント

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家 の妻に裁判員の赤紙が (mk)
2013-11-15 10:32:44
国が勝手に選んで、一方的に候補者として指定してきて、正当な理由なしに断ると法律で罰せられるとの事。昨夜から妻がノイローゼになってます。主婦なので裁判所の言うとことの正当な理由は無い反面,そのような行為に加担する意思も無ければ、出来るとも思いません。法治国家である日本のしかも最高裁判所がこのような脅しで労働を強制することが許されるのでしょうか?
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