切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

スパイク・リーとイーストウッド

2009-08-01 23:59:59 | アメリカの夜(映画日記)
以前、映画監督スパイク・リーがイーストウッドの『硫黄島からの手紙』、『父親たちの星条旗』について、「黒人兵が出てこない」と批判したって話は有名だけど、その論争(?)の回答ともいえる新作が公開されるんですよね。第二次大戦下のイタリア戦線を描いた新作『セント・アンナの奇跡』。観に行こうと思っています!イーストウッドも好きだけどね~。


スパイク・リー監督「アメリカ軍のケアこそ、不名誉なことだ」と吠える! - goo 映画
・スパイク・リーがクリント・イーストウッドとの舌戦を後悔!


イーストウッド自身も軍隊経験のある人だし、過去の作品を観れば白人優位主義者でもなんでもないわけだけど、スパイク・リーの問題提起は、イーストウッドに対してというより、イーストウッドの硫黄島二部作の礼賛者たちに向けられていたと考えるべきなんじゃないですかね?

だから、いま後悔しているってことでもないんだろうけれど…。

なので、前述の批判ニュースが出た際のヤフーニュースの書き込みには呆れ返りました。

日本のネット人士の差別体質みたいなものにね~。ほとんどが、スパイク・リー批判でしたから!

でも、考えてみれば、日本の戦前の「一億火の玉」だって、当時の日本の内地の人口は7千万人で残りの3千万人は外地(植民地)だったわけでしょ?

というわようなわけで、そのうち観に行きます。

ただ、長い映画だってあたりがちょっと引っかかるんだけど…。

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