パリのオペラ座周辺にBOOK-OFFがあるという話は前々から聞いていたのだけど、話のタネに行って見ました、BOOK-OFFヘビーユーザーの私としては。
ちょっとわかりにくいところにあるんだけど、外観が日本にあるBOOK-OFFそのまんまなんで、近くまで行けばすぐわかる。しかし、入ってみていきなり驚いた。「お売りできます本など…」という、あの聞きなれた文句が…、それも、もちろん日本語で!
店員の日本人女性はフランス語もペラペラのようでしたが、お客がほとんど日本人なので店内では日本語の決まり文句ばかりが聞こえてくる。実際のところ、店内もフランス語の古本は申し訳程度で、ほぼまったく日本のBOOK-OFFそのまんまの品揃え。おまけにBGMまで、いつものちょっと安っぽい歌謡曲が流れ、「ここは本当にパリなんだろうか?!」と錯覚に陥るほど。
ちょっとパリっぽかったのは店内にあった掲示板で、同居人募集の告知や「留学終了につき家財道具売ります」といった内容まで様々。ちょっと「パリの日本人」の息遣いが聞こえてくるようで面白かった。
しかし、正直なところ、このBOOK-OFFパリ出店は、「パリへの日本文化進出」というよりは、「“日本”を脱出できない在仏邦人の姿を浮き彫りにしている現象」と感じたのは私だけだろうか?
ちょっとわかりにくいところにあるんだけど、外観が日本にあるBOOK-OFFそのまんまなんで、近くまで行けばすぐわかる。しかし、入ってみていきなり驚いた。「お売りできます本など…」という、あの聞きなれた文句が…、それも、もちろん日本語で!
店員の日本人女性はフランス語もペラペラのようでしたが、お客がほとんど日本人なので店内では日本語の決まり文句ばかりが聞こえてくる。実際のところ、店内もフランス語の古本は申し訳程度で、ほぼまったく日本のBOOK-OFFそのまんまの品揃え。おまけにBGMまで、いつものちょっと安っぽい歌謡曲が流れ、「ここは本当にパリなんだろうか?!」と錯覚に陥るほど。
ちょっとパリっぽかったのは店内にあった掲示板で、同居人募集の告知や「留学終了につき家財道具売ります」といった内容まで様々。ちょっと「パリの日本人」の息遣いが聞こえてくるようで面白かった。
しかし、正直なところ、このBOOK-OFFパリ出店は、「パリへの日本文化進出」というよりは、「“日本”を脱出できない在仏邦人の姿を浮き彫りにしている現象」と感じたのは私だけだろうか?
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