サア、石切梶原だ!
. . . 本文を読む
金曜日は毎週<私の立ち読みデー>なので、買ってしまいました、「のだめ」の最新刊!
このマンガを読み始めた頃はクラシックビギナーだった私ですが、多少クラシックの知識も付いてきたせいか、ちょっとはわかる情報も増えてきた。
⑩巻はパリ到着当初で、ヒロインのだめちゃんも調子出てない感じでしたが、だいぶ元の元気なのだめに戻ってきた感じ。パリでの登場人物のキャラも固まってきた感じでこれからですかね、面白く . . . 本文を読む
別にたいした興味はないのだけど、直木賞はともかく、新人発掘のための賞ということに表向きはなっている芥川賞が阿部和重とは…。だってこのひと、出てきてから何年だよ~。新人でもなんでもないじゃん。まあ、文藝春秋の選評が楽しみではあるけど。
因みに私は二人とも好きではありません。
芥川賞に阿部和重さん、直木賞は角田光代さん (朝日新聞) - goo ニュース . . . 本文を読む
いよいよ、今年の『四国こんぴら歌舞伎大芝居』のチケットの受付が始まる。
こんぴら歌舞伎というのは一年に一度、四月に四国香川県の金丸座で行われる歌舞伎で、江戸時代の芝居小屋そのままの金丸座というのがなんとも風情があっていいのと、狭いのでとても舞台や役者が近く感じられる。このあたりが歌舞伎ファンにはたまらない魅力なんですよね。
詳細は琴平町のHPに譲るとして、私は去年初めて念願の「こんぴら歌舞伎」 . . . 本文を読む
普段は経営者や政治家などの面白くもない来歴を連載する日経新聞の「私の履歴書」。今月は中村鴈治郎なんですよね。普段はこの連載はほとんど読んでいないのだけど、たまに面白いときもあって、今までだと、岡田茂(東映会長)、今村昌平、稲尾和久なんかは面白かった。
さて、今回の鴈治郎。じつはまだまとめて取ってあるだけで、ちらちらしか読んでいないのだけど、やっぱり気になるのは、武智歌舞伎の話。もはや伝説化してい . . . 本文を読む
パリという所が、(諸説あるとはいえ)映画史的には1895年のリュミエール兄弟による『列車の到着』の上映以来「映画発祥の地」で、フランスが国策として映画を保護しているという事はご存知の方も多いでしょう。フランスに倣うような形で国策的に映像産業を保護育成したのが近年の韓国で、日本も遅ればせながら管轄官庁である文化庁が動き出しました。
まあ、堅い話はこの辺にして、世界中の映画を上映しているパリで映画を . . . 本文を読む
去年読んだ本でかなりいい線いっていた本のひとつがこれ。
正直言って、中村うさぎについて誤解していた。テレビで自分の整形箇所を解説していたり、ブランド物を買い漁っていたりと、ほとんどキワモノ的なイメージし持っていなかったのだけど、スイマセン。私が間違っていました。この人は凄い!
この本は、「買い物依存症」の中村うさぎと精神科医や他の依存症をもつ著名人との対談を集めたものなのだけど、まずは、まえが . . . 本文を読む
久々に良い番組を見た。
能と歌舞伎の鼓方の家のドキュメンタリー番組。詳細は番組サイトに譲りますが、私は自分の家が放任主義で習い事とは無縁だった為、かえってこの手の厳しい芸道の世界に憧れてしまいます。結局、世襲ででもなければ継承されない世界というのもあるということを、伝統芸能を通じて知らされますね。
こういう番組が、伝統芸能を見る目を膨らましてくれるわけで、とても貴重。再放送は月曜深夜なので、録 . . . 本文を読む
パリの高級住宅街パッシーにあるバルザック記念館に来たのは実は二度目。
私と文豪バルザックとの出会いは御多分に漏れず、鹿島茂さんの本からで、『世界文学のすすめ』(岩波文庫)のなかの「ゴリオ爺さん」を激賞している文章に触発されて読んでみたのが始まり。その後、『パリの王様』(鹿島茂著 文春文庫)を読んでバルザック個人にも興味を持つようになった。詳細は前記の本に譲るとして、私がバルザックに惹かれるのは、 . . . 本文を読む
映画「パリところどころ」(原題"paris vu par")に因んで、私の愛するパリのところどころを語りながら、つれづれなるままに旅の思い出を残してみようと思います。
で、今回まず最初に行ったのはモンパルナス墓地。
パリのちょっとマイナーな(悪趣味な?)観光名所のひとつに墓地というのがある。三大墓地としては、最大の広さを誇るペールラシューズ墓地と割と小さいモンマルトル墓地、そして二番目に広いモ . . . 本文を読む
帰国後、最初に見た番組がこれというのもちょっと出来すぎの様だが、たまたま見てしまった。
だいたい、おとそ気分の年始番組の類というのは生理的に受け付けない方だし、そもそもテレビ自体あんまり見ないのですが、テレビガイドで見つけてテレビを点けたら、出てるじゃないですか、團十郎が!病後の坊主頭がちょっと痛々しいが、良くも悪くも鷹揚な團十郎節健在でしたね。だまっててもしゃべりまくりそうな幸四郎や勘九郎と違 . . . 本文を読む
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
本日、旅から帰ってきました。今回は二年ぶり三度目のパリ滞在でした。
本当は全然別の方面への旅を計画していたのですが、(実は候補地に例の地震のあった地域も含まれていた。)諸般の事情で計画は頓挫。やり残したことのあるパリに寛ぎに行ってくるかというわけで、急に決めて急にチケットを取っての旅になりました。まあ、いろいろありましたが、いわゆる観光はや . . . 本文を読む