貧乏は輪廻する

「貧乏は輪廻する」

昔、ビートたけしのお母さんを主人公にした実話ドラマで、

お母さんが小学校の教室で子供たちに言っていたワンフレーズです


vorinの心にスポッとはまり、忘れることができません。


そういえば子供の学力が親の収入に比例するといったデータがあるようです。

たしかに独学だけでは限界があります。

親が塾や予備校にお金が出せるかどうかは、

子供のレベルアップに大きな影響がありそうです。


でも、当然お金だけではありません。


親が高収入＝稼ぐ能力を持っている＝親が高学歴であったり優秀な人間

といったことが当然予想されますから、

親の何気ない行動も子供に影響を与えているのだろうと思われます。


高学歴な親は、普段から本をよく読んでいたり、

子供の質問に的確に答えたり、勉強を教えたりすることができ、

自然に子供も勉強しちゃうような家庭環境を作っているのだろうと思います。


vorinは労働者階級の家庭で育ちました。

父親は高校中退？の労働者な上、ギャンブルで借金をするような人です。

母親は高卒？で、典型的な頭で考えないタイプの人です。


この両親に育てられた結果、

子供４人の中で、上の２人は貧乏（というより不幸）の輪廻から

脱出できませんでした。


彼女たちは、

毎日不平不満をまき散らしていた母親の影響を強く受けており、

同じようにいつも不平不満を口にし、

お金に困るなどの苦労が生活の大半を占めています。


残りの１人は、

家出したり、勝手に結婚して離婚したり、

中途半端な人生を歩んでおりましたが、

良きパートナーを得たことによりこの輪廻からは脱しているようです。


vorinは、

子供のころから両親のような人生は嫌だと思っていたのでそれなりの努力もしましたし、

同じく良きパートナーに出会えたことで考え方も生き方も変わりました。


親の収入とその人間性などが子供の学力や生き方に影響し、

高収入な家の子供は親と同じく豊かな人生を歩む確率が高く、

貧乏な家の子供は自分で気が付かない限り親と同じ生き方を引き継ぐ確率が高い

という結果になるのだと思います


たけしのお母さんは、子供を貧乏の輪廻に巻き込みたくなかったので、

勉強しろと言っていたのでしょう。

vorinの親は、そういうことすら気が付かないのか、

勉強しろと言われたこともないし、大学に行けと言われたこともありません。

自分たちができないことを言わなかっただけかもしれませんが。