飛行機のオーバーブッキングは航空会社の利益を守るためらしい

ユナイテッド航空 定員超過で乗客引きずり降ろす

ユナイテッド航空の乗客引きずり降ろし事件。

恐ろしい


vorinも最近は海外旅行に行く回数が多いので、

他人事ではありません


今回のオーバーブッキングは、

ユナイテッド航空の乗務員４名を乗せなければいけなかったために

起きたことのようです。


つまり、ユナイテッド航空にとって

お金を払った乗客＜乗務員

ということですね


飛行機はサービス業。

乗りたい人や物を運びたい人にお金を払ってもらい

飛行機で輸送するわけです。

当然、お客様がいなければ成り立たないビジネス。


それなのに、

乗務員４名を目的地の空港に送らなければ業務に支障が出る。

ならば乗客を切り捨てよう。

というのは、本末転倒なのでは


今回のようなケースは厳密に言えばオーバーブッキングとはちがうと思いますが、

どこの航空会社も席数より多く予約を受け付けているそうです。

突然のキャンセルで空席があると航空会社が損失を受ける。

そのため、オーバーブッキングは合法化されているとのこと


でも、それっておかしくありませんか？


席を予約してお金を払っている以上、

席を確保すべきです。

キャンセルで損失を出さないようにするには、

返金できない決まりにすればよいだけです。


ＡＮＡのＨＰをみたら、

キャンセルする日によって返金率が変わっていました。

当日の出発時刻以降は、当然返金されません。

当日、出発時刻より前であれば、４０％は返金されます。


これを出発の当日のキャンセルはすべて返金できないようにすればいいのです。


返金がなければ、損失も出ない。

乗客に不利益なオーバーブッキングを認める理由がない。


でも、航空会社の経営者からみれば、

突然のキャンセルで空いた席を

当日だれかに売ることができれば、

さらに儲けられると考えるはずです。


飛行機の輸送システムは経済発展に大きな影響を及ぼしますから、

おそらく政治に働きかけて

オーバーブッキングを合法化しているんだと思います


なんにせよ、

航空会社は乗客に向けて商売をやっているわけではないことが分かったので、

引きずり降ろされないように

早めのチェックインを心掛けるしかありません