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完璧なサービスにはお金がかかる

2017-06-28 10:34:52 | 徒然日記
車いす客に自力でタラップ上がらせる バニラ・エア謝罪


この記事。

バニラエアに非はありますが、

格安航空に完璧なサービスを求めるのは

見当違いな気がします。


バニラエア側は関空での搭乗前に奄美空港では

車いすに対応した乗降設備がないことを写真で示して

歩けない人は乗れないと説明済み。

搭乗するご本人は同行者の介助があればなんとかなると了承済みのようです。


で、行きは良かったのに帰りの奄美空港で

危険だから車いすごと抱えてタラップを上ってはダメと空港職員に止められて、

腕の力だけで上がった(本当はそれもダメ)ということですが、

バニラエアが悪いんでしょうか


すべての人が同じように旅行ができればそれが一番ですが、

体に障害のある人とそうでない人がいたら、

当然障害のある人には手厚いサポートが必要になります。


格安航空はサービスを削り、効率化を図ることで

運行回数を増やし航空運賃を安くして成り立っています。

体に障害のある人も当然に利用できるのが一番よいですが、

格安ですべての要求に答えるのは無理があるんじゃないでしょうか?


奄美空港に離発着する飛行機がバニラエアしかないのであれば

すべての人に対応していないといけませんが、

ANAもJALも運航しています。


vorinからすれば、

手厚いサービスを期待してはいけない格安航空を

なぜ選んだのか腑に落ちません。


バニラエアの落ち度としては、

最初にきっぱり搭乗を拒否するべきだったにしなかったことです。


車いすに乗っている、歩けないから差別されたと考えるのはお門違いです。

現状で、必要なサポートや安全が確保できないのであれば、

出来ないことは出来ないとして

お断りしたほうがお互いのためなのです。


完璧なサービスを提供するにはお金がかかります。

格安航空に障害のある人が乗ってはいけないのではなく、

自分に必要なサービスを求めるのであれば、

お金を払うしかないと思います。


世の中バリアフリーが進んでいるとは言え、

まだまだ完璧でないことを知っておくべきです。


搭乗されたご本人はそのあたりを理解されているようですが、

朝日新聞の記事ではバニラエアが悪者ですから、

企業としてはイメージダウンですね



追記:別の記事を読んだら、このご本人に責任があることが分かりました。
https://news.careerconnection.jp/?p=37401



バニラエアのホームページでは奄美空港が車いすに対応できない可能性があることと、

車いすの人は事前に連絡がほしいとの注意書きがありました。

この記事を読むと、それを知った上であえて連絡しなかったそうです。

いきなり当日に車いすで来られたら、

昇降設備の用意やサポートするスタッフの準備が間に合いません。

さらに驚きなのが、この人、なにか助けが必要になったら

周囲にいる人に頼むつもりでいました。

困っている人がいたら助けるのが人情ですが、

それを当てにするのはいかがなものでしょうか?

人間だれしも自分のことが一番大事です。

困っている人を助けるのは余裕があるときです。

旅行に出るのに対策を講じないで

航空会社の対応を非難するのはどうかと思いました。


さらに追記:この人、有名なクレーマーだそうです(笑)

航空会社に「障がい者差別」で訴えることをチラつかせて

空港で大騒ぎするのが定番だそうです。

ご本人のHPがありました。
http://www.kijikiji.com/consultant/




コメント
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