ミャンマー軍事政権、閣僚ら24人解任新たに11人任命
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20210202004
ミャンマーでクーデターが起きました。
またもや軍事政権が復活です。
vorinは以前の軍事政権時代のミャンマーを知りませんが、
当時旅行された方の本を読むと
私服の軍人や警察が市民の中に紛れていて、
政権批判を口にした人はしょっ引かれて帰ってこないという話がありました。
ミャンマーの軍部は中国と仲良しですし、
民主主義でないというのはそういうことが普通に行われるのでしょう。
以前は鎖国に近いような状態で
外国人が簡単に旅行できなかったようです。
同じような政策を取られたらもう行けなくなります。
観光客も増えて外国資本も入って来て経済が活性化してきたところなので、
今回のクーデターはミャンマーの国民にとってはいい迷惑でしょう。
過去の軍事政権を支持しないという民意が昨年秋の選挙の結果に表れたのだと思うのですが、
軍人には民意などどうでもいいのでしょうね。
アウン・サン・スー・チーさんはまたもや拘束です。
彼女は民主主義の象徴のような人で
国民からの支持は厚いですが、
政治家としては力不足だったと思います。
政権を取ったときに軍部の力を削ぐべきでした。
軍自体は国防に必要なので維持しなければいけませんが、
軍の内部をうまいこと対立させるとか、
これまでの上層部を総入れ替えしておくとか、
クーデターを起こさないように洗脳するとかしておけば、
一部の人間がクーデターを起こしたくても軍がまとまらないという状況になったはずです。
とは言え、民主主義での国家運営が始まってまだ間もないわけで、
そこまで手が回らなかったのかもしれません。
軍事政権でも独裁でも
国民が自由で豊かな生活が送れるのであればよいと思うのですが、
これからミャンマーの人たちはどうするのか。
コロナが収束したら一番にミャンマーに行こうと思っていたのに。
コロナ以上に怖い状況になってもうた。
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