IS参加の21歳女性、英最高裁がイギリス帰国の訴えを棄却 - BBCニュース
イギリスは容赦ないですね。
当時の内相の
「ベガム氏が直面している権利と自由の制限はすべて、
本人が政府のガイドラインや常識を破って行った過激な行動の直接的な結果だ」
という言葉は「自己責任」を指していると思います。
日本の自己責任論は、
海外では批判されているのかと思っていましたが、
まだ日本は帰国を許すあたり優しいのかもしれません(笑)
過去に人質経験を持つ安田純平さんや常岡浩介さんが
パスポートを取り上げられたり、
入国先で拒否され、
政府を批判している話をネットで見ましたが、
日本もイギリスのように自己責任の取らせ方を決めたほうがいいと思います。
憲法で保障されている自由を制限することはできないので、
行きたいなら
「なにがあっても国は助けません。渡航禁止エリアに行くなら帰国も許しません。」
というような同意書にサインしてもらえばいいんじゃないでしょうか。
危険なエリアに行けるのは、
安全なエリアに帰れるからだと思うのです。
フリーのジャーナリストであれば会社の命令ではなく、
個人の判断で行くわけですから強制ではありません。
自分の安全は自分で確保しなければいけませんが、
2回も人質経験を持つような人はそれが出来ないのだと思うのです。
また、日本人もIS国に入っている人がいるかもしれません。
日本から直接渡航していなくても
外国で生活していた人が渡航している可能性はあります。
そういう人たちが帰国を希望したとき、
やはり自己責任論が生じると思うのです。
話がそれましたが、この帰国を拒否された女性は
ずっとシリア難民であり続けることになるのでしょうかね。
この女性が今も自分の選択を後悔していないなら
生活は苦しくとも不幸ではないと思うので、
自分の選んだ場所でたくましく生きていただきたいものです。
それにしても15歳から21歳までの間に3人も子供を生むというのは、
なんというか彼女の意思なのかどうなのか。
夫はオランダ出身で現在受刑者ということですが、
彼を愛し、愛されていたのであればいいのですが。