テロルとテロとテロリズム
テロル【Terror】とはドイツ語で恐怖の意味を含み、暴力によって相手を恐怖に落とし入れ、威嚇することとされています。
テロリズム【Terrorism】とは英語で、『 フレッシュアイペディア』 によりますと。
>テロリズム(英語:Terrorism)とは、恐怖心を引き起こすことにより特定の政治的目的を達成しようとする組織的暴力の行使、およびそれを容認する主義の事である。テロリズムに則った行為・手段、およびそれらによって敵対者を威嚇する事をテロル(独語:Terror)と呼ぶ。日本では一般にテロリズムとテロルの双方を指してテロと略す。またテロリズムを標榜しテロルを行う者をテロリストと呼ぶ。
現代では行政組織・国家権力・社会・文明に対する過激派の暴力行為・冒険主義をさす事例が多く、最近ではその動機が多様化し、攻撃目標も要人から一般市民に変わってきている。歴史的には国家・行政組織側による暴力的抑圧(恐怖政治、粛清等)を含み、体制・反体制を問わず暴力と恐怖を活用することで大衆世論を支配する手段を意味した。<
との説明がありました。テロとは、テロルとテロリズムの省略語だそうです。
暴力による、政治目的の達成にテロルが用いられた、最適の例は、カエサルの暗殺でしょう。暗殺者の究極の政治目的が達成されたのかどうかは、知りませんが、カエサルは死にました。
漫画家で、コメンテーターの黒鉄ヒロシさんは
『昔は、テロリストというのは格好いいものでした。』みたいなことを言ってました。
サラエボ事件のガヴリロ・プリンツィプ (Gavrilo Princip,Гаврило Принцип)はハンガリー皇太子を暗殺して、第一次世界大戦を引き起こしたとされています。彼は逮捕されましたが、未成年だったため死刑は免れましたが、結核のため獄死しました。
荊軻は中国戦国時代末期の刺客で、始皇帝の暗殺には失敗しましたが、志の高さや潔さから、義侠の人とされています。
毎日新聞などは、『インドネシア:イスラム地下組織幹部がテロ関与か』
http://mainichi.jp/select/today/news/20090719k0000m030040000c.html
などと、二つのホテル爆破事件のことを報道しています。
イスラムの地下組織が関与しているとの見方を示した国家警察の最高指揮官はユドヨノ大統領なのでしょう。
大統領は、Wikiによりますと
>スシロ・バンバン・ユドヨノ(Susilo Bambang Yudhoyono<
>米国滞在中にウェブスター大学に学び、経営学修士号(MBA)を取得。<
>1995年-1996年には国連軍ボスニア・ヘルツェゴビナ停戦監視団で主席軍事オブザーバーも勤めた<
>2006年11月27日、慶應義塾大学から名誉博士号を授与された。<
日本の従米官僚・売国政治家と同じく、アメリカ留学の経験があります。ユダヤ人と言われていますオルブライト国務長官が主導した、ボスニア紛争にも関与しているのですね。そして、竹中さんと同じように、慶応大学に厚遇されてもいます。つまり、アメリカの政策に非常に影響されている人だったのです。
鳥インフルエンザによる、人間の死亡者がもっとも多く報告されているのもインドネシアだったと思います。
昔のテロは、小さな個人が、大きな権力に立ち向かうための止むにやまれぬ、暴力手段だったのでしょうか。最近ではその性格が大きく変質して、かなり大きな組織力で、小さな個人それも不特定の個人を殺すというものになってきたと思われます。
(そもそもが、公共事業とは戦争で金儲けの隠語です。ユダヤ金融が、フランス革命などの混乱の中で発明したものです。ならば第一次世界大戦を誘発した、このテロも褒められたものではないのかもしれませんネ。)
小渕元総理は殺されたとか、竹下さんが太平洋に逆さ吊りされたとかの記述がネットで見られます。この事は日本のマスコミでは取り上げられていません。これらはデマなのかあるいは、【陰謀勢力】のマスコミも仲間なので、報道しないのでしょうか。
source
フラクション というのは、労働組合や大衆団体などの中に作る、特定党派の組織のことだそうです。分派とも言います。田中宇さんの見方からすれば、ジェマ・イスラミアはインドネシアの反アメリカ・モスリム主義の中に作った、CIAの暴力組織なのでしょうか。アメリカ系のホテルを爆破していますが、これはワールドトレードセンター爆破の自国民虐殺と同じく、自虐的です。
アラビアのロレンスは敵を攻撃する場合、爆破物をよく用いました。イギリスやアメリカの軍関係者などは遠隔地から点火して自分は無傷というのが好きなのでしょうか。孫子は普通は尊敬されていますが、天子に兵法を教えるのに、無力な女官を斬って見せたりもしました。前に書きました皇太子暗殺ですが、ヒットラーはこの事件をユダヤ勢力の陰謀だと言っていたそうです。究極の暴力は戦争だと思います。戦争ではその遂行の目的があります。相手の国を屈服させるのが目的です。無差別テロの真の目的は何なんでしょう。一般の人々を恐怖に落とし入れ、政治的には無関心を強いる為でしょうか。かえって関心が深まると思うのですが、どうでしょう。
湯田屋の宣伝映画なのでしょう。 (迷画と呼ぶべき)
線路に爆薬を仕掛けて、遠隔地から爆破する。地元の夜盗などをそそのかして、財宝などを強奪させる。
この敵情を混乱に陥れるやり口は、湯田屋テロリストの十八番(おはこ)です。
(もちろんこんんなのは、戦時国際法の精神から甚だしく逸脱しています。彼らは軍人ではなく間諜「スパイ」として処刑されても、仕方がない存在です。)