wakuwakuな生活

徒然なるままに、楽しいことをわくわくするようなことを載せていきたいです。

吉祥寺・三鷹 太宰の棲家

2019-02-17 08:24:31 | 城めぐりアプリの巻
平成31年2月16日(土)、以前見たテレビ番組で、吉祥寺にある「カヤシマ」という食堂のナポリタンがおいしい。それに、同じ値段で、ポークジンジャーが付いてきて安い。と食レポがあり、気になっていた。また、この辺りは太宰治が住んでいたところで、墓もあるということで、気になっていたことが重なって、行ってきた。

先ず行ったのは、三鷹市の「牟礼砦」(むれとりで)。吉祥寺駅に行った時までにも、例の「城めぐり」アプリを起動していって、その砦が近くにあることを知って、そこに行ってから他のところに行こうという結論になる。
井之頭線に乗り換えて、「三鷹台駅」へ。そこから歩いて行った。
どうも、北条氏綱の家臣で、江戸城の城主にもなった人が、深大寺と相対するために作った砦だそうだ。
   

玉川上水に沿って歩きながら、「吉祥寺駅」に戻る。
    

「吉祥寺」。住みやすい街ランキング1位という町である。なるほど、井之頭公園が真ん中にドーンとあり、住民の憩いの場所となっている感がある。その周りの商店街がすごい。「ハモニカ横丁」バリの古い狭いそれでいて、行列ができる名物が物がいろいろ(団子、最中、メンチカツ、たい焼き等々)あって、ファッションもおしゃれでセンスがいい、いでたちの人が多かったように感じた。今度はゆっくり、行列に並んで、名物を買いに行こう。
     

やっと見つけた「カヤシマ」で昼食。ちょっと狭くて、ナポリタンも昔ながらのケチャップ多めの味付けで、1回行ったらいいかなと思った。

次に、三鷹市「太宰治文学サロン」へ、無料で入れて、太宰治のことがよくわかる。また、今回は、館長さんらしき人が、私たちが「自殺を何回したのかね」「いつここに住んだのかな」などと話していたものだから、堪り兼ねて、説明に来てくれた。最後の5回目の自殺だけが本気らしくて、それ以外は本当に死ぬ気ではなかったのではないかといっていた。最後の自殺で一緒に亡くなった山崎富栄さんのことやその時の遺書で、師弟関係にあった井伏鱒二のことを悪人だと非難したり、本妻の美知子さんへの感謝の言葉を書いたことなど、興味あることを詳しく教えてもらった。これによって私は、「人間失格」「「斜陽」(これは太田静子さんの日記をもとに書いたもの。伊豆の別荘に太宰が受け取りに行って、4番目の子ども治子ができたらしい。)をもう一度読みたくなった。
    


そこから、禅林寺に行く。途中、冨栄と入水自殺した場所を見る。その当時は、1秒間に1トンもの水が流れる水量が豊富で流れが速い場所であったらしい。防壁が作られそこは、「ゴーゴー滝」と命名されるぐらい勢いがあったらしい。そこで青酸カリを飲んで入水したのだから、即死であったと言っていた。まだ防壁が残っていた。
    


禅林寺はお墓があるところである。そこには森鴎外の墓もあった。森は林太郎として墓を作ってほしいと友人に言っていたという。
      


今回も、新しいことの発見があって、楽しい散策になった。

「城めぐり」アプリのことも書いておこう。
立川市立川氏館、国立市三田城、小金井市玉川上水陣屋、三鷹市牟礼砦、練馬区愛宕山砦、練馬区石神井城、日野市平山季重館、日野市高幡城

以上8城ゲット。
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