稚内からフェリーで利尻島の鷲泊港へ渡り、島内周遊道路を時計回りに行ってみることにした。
最初は港からすぐの近くにある人造沼の「姫沼」へ。
ヒメマスを養殖していたので「姫沼」名付けられたらしいが、今では沼の周りを姫沼園地として整備し一周できるようになっている。
周囲は800mなので20分もあれば十分回れるが、のんびりと植物を見ながら歩いた。
原生林に囲まれた沼の湖面に逆さ富士が映っていたのを見たときは感動したが、空が青ければもっときれいに映ったのにと思った。
ちょうど時期も良かったのか花もたくさん咲いていた。
姫沼で簡単なハイキングをしたら次は南に向かい、オタトマリ沼に行った。
オタトマリ沼も沼に映る利尻富士を見るベストスポットだったが、天気が良くなかったため、沼に映った姿は見えなかった。
それでも全体的に霞がかかっているような幻想的な山が見えただけでも良かったのかも。
姫沼とは山の形も違って見えた。
沼のそばにあった売店で焼きウニを売っていたので、食べてみた。
すごく美味しかったので、オタトマリ沼といったら焼きウニのイメージが強くなってしまった。
その後は最南端の仙法師御崎公園(せんほうしみさきこうえん)に行った。
ここは利尻山が噴火した際、海に流れ込んでできた奇岩・奇石が数多くあり、自然のプールのような場所ではアザラシを飼っているので餌やりを体験した。
アザラシも慣れたもので、餌を持っているだけで近寄って来た。
利尻山は丸い利尻島の真ん中に位置しているので、どこからでも形を変えて見ることができた。
この公園からもよく見えた。
この日は鷲泊港の近くのホテルに泊まり、翌日は礼文島へ渡った。