日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

マロニエ

2020-06-24 07:00:00 | 植物

5月ごろにヨーロッパを旅行すると、マロニエの花を見ることがある。

日本名は「セイヨウトチノキ」。

日本ではトチノキをマロニエと言っている場合もあるが、同じトチノキ科はだけれども実際には別の品種。

例えば、葉の大きさや、トチノキの冬芽がネバネバしているのに対して、マロニエのそれは乾いているといった違いがある。

 

 

 

 

赤い模様の入った白い4弁花がピラミッド状に集まって咲き、一輪一輪はトチノキよりも大きく、両性花になっている。

英名はhorse-chestnut(馬栗)。

由来は馬の胸部疾患の治療に用いられたからとか、実は熟すと三つに割れ、中に栗のような種子があるからだとか言われている。

イギリスでは満開の頃の日曜日を「チェストナットサンデー」と呼んで花見を楽しむが風習があるが、最近では花粉症の原因になっているからと嫌う人もいるとか。

 

花粉症とは無縁の自分にとって、白い花の中にほんのりとピンク色が混じっていて、遠目に見てもかわいいと思うのだけど・・・

 


  

 

 

コメント (2)
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