ブルゴスはスペイン北部にあり、マドリードからバスで3時間ほど北に向かった場所にある。
スペインには三大大聖堂といわれるものがあり、そのうちの一つのカテドラルがブルゴスにあり、スペインで最も美しいと言われていて世界遺産に登録されている。
[ブルゴス大聖堂]
カテドラルはホテルから歩いて数分の場所にあった。
カテドラル入り口には「サンタマリア門」があり、この門は13~14世紀に造られた城壁にあった門だったが、その後改築された時にブルゴスやカスティーリャ王国にゆかりのある6人の英雄の像が加えられたらしい。
[サンタマリア門の6人の英雄]
その中の一人、レコンキスタで活躍した「エルシド」はブルゴスの近郊で生まれたためブルゴスの英雄としてこの門の中央6人のうち、上段右側に配されている。
また、街の中には「エルシド」の大きな騎馬像もあった。
[エルシドの騎馬像]
このカテドラルは完成まで300年以上もかかったと言われているが、それもうなずけるような立派なものだった。
礼拝堂も13ヶ所あり、それぞれに素晴らしい装飾が施されていて見応えがあった。
カテドラル内部にはたくさんの絵画も掛かっていて、そのうちの一つ「マグダラのマリアの肖像」はダヴィンチ作ではないかと言われていたが、後に違ったようだと判明したらしい。
こうして有名な絵画が普通に飾ってあることにも驚いた。
[礼拝堂]
[ステンドグラス]
意外とシンプルなものが多かった
[絵画]
[回廊]
カテドラルを見た後は観光トレインでブルゴス城と街中の見学をした。
トレインはこのような狭い場所も通って行く。
[ブルゴス城への階段]
[ブルゴス城からの景色]
ブルゴスの街を歩いていたら日本人に声を掛けられた。
ブルゴスには3人の日本人が住んでいるらしく、そのうちの一人だった。
色々と話して「モルシージャ」とシェリー酒入りの酢がここの名物だと聞き、売っているお店も教えてくれた。
「モルシージャ」は豚の血が入ったソーセージのことで、お米やタマネギを加え、腸に詰めたもの。
食べてみたけどちょっと・・・という感じ。
好き嫌いが分かれるかも。