近所の家の庭にあった木、遠目に見た時、白いライラックかと思ったら「アオダモ」だった。
以前、富山県砺波市に行った時にこの木のことを知った。
というのは、砺波市にある福光地域はバットの生産地として有名で、バット材として「アオダモ」が使われているということで、その時に「アオダモ」の木を見せてもらった。
堅さ、しなり具合、丈夫さなど、他の木にはないものが「アオダモ」にあり、バット材としては最高の素材らしい。
今ではプロ野球選手のバットはほとんどここで作られているということだった。
学名:Fraxinus lanuginosa form.serrata
英名:Japanese ash
別名:コバノトネリコ、アオタゴ
科名・属名:モクセイ科 トネリコ属
原産地:日本~朝鮮半島
「アオダモ」はかつてはシンボルツリーとして多くの場所で使われていたが、最近では類種の「シマトネリコ」の方に人気が集まってしまったらしく、あまり見かけなくなってしまった。
樹木もその時その時で、はやり廃りがあるようだ。
[シマトネリコ]