このところ南房総のあちこちを走り回っていた。
道端で良く見かけたのがストレリチアの花。
オレンジ色の花はストレリチアの品種の中の「レギネ種」というもので、一般的に普及しているもの。
温暖な気候なので、地植えでも育つのだろう。
ところが、千葉県南房総市にある「道の駅 おおつの里」にはここだけにしかない黄色の「ストレリチア」が咲いている。
ストレリチアの別名は「極楽鳥花」。
極楽鳥を思わせるような花の形で、南アフリカ原産の珍しい花。
ストレリチアはオレンジ色の花が一般的だが、ここにある「ストレリチアイエロー」という品種は地元の研究者の鈴木勇太郎さんが生み出したもの。
だから「道の駅 おおつの里」だけにしかないものになっている。
[黄色のストレリチア]
今の時期のストレリチアは虫がついたり、花が長持ちしないので花摘みは行っていないが、冬場には好きな花を切ってもらえる。
また、大きな温室内には日本で初めて繁殖に成功した「アロエの女王」と呼ばれている「サンゴアロエ」もたくさん栽培されていた。
[サンゴアロエ]
ここは道の駅としては少し小さくて、物足りないかもしれない。
でも、花はたくさんあるので、花好きな人にはとても良い場所だと思う。
[花摘み用のキンギョソウ]