今日の散歩中に見つけた花---スパラキシス
旅と温泉を中心に書いてきたブログなのに、全く出かけることもできず、花のことを書くブログとなってしまっている。
春になってからは散歩すると、毎日毎日新しい花が見られ、中には今まで見たこともない花もあり、そのような花を見つけると嬉しくなってしまう。
初めて見た花の写真を撮り、その名前を調べるのも楽しい作業となった。
今日、初めて見た花は「スパラキシス」だった。
[スパラキシス]
赤い6枚の花弁の中心が黒っぽくなっていて、そこに黄色いタビラコの花を置いてあるような感じの鮮やかな花だった。
調べてみたら「スパラキシス」という花だった。
この花の種類はいくつかあり、一般的に出回っているのはトリカラーと呼ばれるものらしく、その通り3色だった。
そして、その近くに色違いもあった。
どう見ても同じ花に見えないが、これは「スパラキシス・トリカラー・アルバ・マキシマ」という名前で同じ「スパラキシス」の仲間。
[スパラキシス・トリカラー・アルバ・マキシマ]
これはトリカラーと名が付いているが、白と黄色の2色で、やさしい感じがする。
この種類の方が好みかな。
学名:Sparaxis
科名・属名:アヤメ科 スパラキシス属
和名:スイセンアヤメ
漢字表記:水仙菖蒲
原産地:南アフリカ
よく似た花に「イキシア」と「バビアナ」がある。
[イキシア]
[バビアナ]
スパラキシス、イキシア、バビアナはすべて南アフリカ原産のアヤメ科で、水仙や菖蒲のような形なので、見分け方が難しい。
でも、良く見ると違いが分かる。
スパラキシス---花弁の先端が反り返ったようになっていて、萼(がく)が茶色。
イキシア---花は全開していて、茎が細い。
バビアナ---花は少し閉じていて、茎に細い毛がある。
ちょっと自信がないが、これで見分けられると思う。