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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

映えるスイーツがスクリーンを彩る『ノッティングヒルの洋菓子店』

2020年12月06日 18時35分35秒 | 映画


【基本情報】
 原題:Love Sarah
製作年:2020年
製作国:日本
 配給:アルバトロス・フィルム

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:125/189
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【あらすじ】
舞台はロンドンのノッティングヒル。
名店で修行を積んだパティシエのサラ(キャンディス・ブラウン)と
親友のイザベラ(シェリー・コン)は、
長年の夢だった自分たちの店をオープンすることに。

しかし、事故でサラが急死。
夢をあきらめきれないイザベラとサラの娘クラリッサ(シャノン・ターベット)は、
絶縁していたサラの母ミミ(セリアイムリー)を巻き込んで、
パティシエ不在のまま開店に向けて走り出す。

そんな3人の前に現れたのは、
ミシュラン二つ星のレストランで活躍する
スターシェフのマシュー(ルパート・ペンリー=ジョーンズ)。
20年前、ガールフレンドだったサラから逃げた過去を持つ彼は、
償いの意味も込めてパティシエに応募してきたのだ。

それぞれの想いを抱えた4人は、
果たしてサラの夢を叶えることができるのか。

【感想】
『エイブのキッチンストーリー』に次ぐ腹ペコ映画。
今回はロンドンの有名デリ「オットレンギ」全面監修の下、
観ているだけでお腹が鳴りそうなおいしい焼き菓子やケーキの数々がスクリーンを彩る。

「何かしらつながりがあるかも?」と思って、
この映画を観る前に、
今さらながら初めて『ノッティングヒルの恋人』を観たんだけど、
実際ロケ地が同じだけで何の意味はなかった(笑)

この映画、正直、
ストーリー自体は思っていたよりも淡々としていたんだよね。。。
『ノッティングヒルの恋人』のイメージが強いせいか、
"ノッティングヒル"と付くだけで感動を期待してしまったけど、
それはないです(笑)
いや、原題が"Love Sarah"なのに、
邦題を『ノッティングヒルの洋菓子店』にしたのは絶対狙ってると思うけど、
完全に名前負けしてたかなという印象。

しかし、親友の死をきっかけに、
その母親と娘と元カレを巻き込んで、
彼女の夢を叶えるサクセスストーリーはとても前向きでよかった。
死を暗いネタで終わらせることなく、
そこを出発点として未来に向かって前進していく流れは、
勇気をもらえる内容だと感じた。

一番の見どころは、やっぱりおいしそうなお菓子たちだなー。
ベーカリーってパン屋のイメージが強いから、
てっきり食パンとか総菜パンもあるのかと思ったけど、
ここでは甘い焼き菓子やケーキがメイン。

ロンドンは行ったことがないからわからないけど、
そんなに多国籍なのかな?
いろんな国の故郷のお菓子を扱って、
多くの人に幸せと笑顔を届けるお店の姿は、
ロンドンの街並みと相まってすごく"映え"てた。

日本人客も出てて、故郷のお菓子を聞かれたときに、
「抹茶ミルクレープケーキ」って言ってたけど、
「え?本当?」って(笑)
むしろ、和菓子の方が故郷のお菓子な気もするけど、、、
まあ洋菓子店に和菓子はないか。
とりあえず、抹茶入れとけ感強かったけど(笑)

ちなみに、演じていた方の見た目からして、
「絶対日本人じゃないだろ」って思ってエンドクレジット観たら、
ちゃんと日本人の役者さんでした(笑)
でも、あんまり日本では見ないようなメイクや髪型だったから、
欧米における日本人のイメージって、
こういうアジアンビューティー的な感じになるんだろうなって思った。

今は『この恋あたためますか』っていう
コンビニスイーツを題材にしたドラマもやってるけど、
この映画はもっとオシャレで映えるお菓子がたくさん出てくるので、
そういうのに浸りたい人は観てみるとよいかも。

なお、公式サイトには東京の有名なベーカリーへのリンク集がついてます。

映画『ノッティングヒルの洋菓子店』公式サイト

悲しい過去も、大切な想い出も。すべての愛が詰まったお菓子、あります。ようこそ<ラブ・サラ>へ! ロンドン大人気デリ「オットレンギ」全面協力!...

映画『ノッティングヒルの洋菓子店』公式サイト

 

クリスマスに贈る予告詐欺感ハンパない『ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者』

2020年12月06日 18時22分35秒 | 映画


【基本情報】
 原題:Better Watch Out
製作年:2016年
製作国:アメリカ、オーストラリア合作
 配給:インターフィルム

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:120/188
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【あらすじ】
クリスマスも近いある日。
アシュリー(オリビア・デヨング)は、
ベビーシッターのアルバイトでルーク(リーヴァイ・ミラー)の家を訪れる。

もうすぐ13歳のルークは年上のアシュリーに興味津々。
ルークはアシュリーの興味をひこうとするが、
彼氏との別れ話で頭がいっぱいのアシュリーは
子供のルークに興味が持てない。

そんな中、アシュリーに不審な電話が。
家の外には不審者の影!
アシュリーは年下のルークを守ろうとするが。。。

【感想】
血でまみれたクリスマスへようこそ!
なんだけど、よくも悪くもものすごい予告詐欺な映画(笑)

逆ギレ元カレ軍団 vs チェリーボーイズによる
ホラー版ホーム・アローンって印象を与えてるけど、
確かに要素としてウソは言ってないものの、
これは誤解しか与えないwww

ウザそうな元カレは出てくるし、
何やら仕掛けを設置してるシーンばかりを集めているけど、
実際の内容は思ってるのとはかなり違う。

ちょっとでも話したらネタバレになってしまいそうなので怖いが。。。
冒頭はホラー感強くて、
何も知らずに観に行ったら後悔するところを、
途中からB級感満載のサイコスプラッターに変わるところに、
ちょっと笑ってしまう(笑)

しかも、ほぼ誰も救われないような展開で、
ラストのまさかすぎるオチwww

「写真と実物は異なる場合があります」と言わんばかりの想定外さと、
ちょっと冗長なのが気になるけど、個人的には嫌いじゃない。

クリスマスに軽めのグチャミソ映画観たい人にはいいかも(笑)

https://better-watch-out.com/

テレビアニメの総集編『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

2020年12月06日 00時48分06秒 | 映画


【基本情報】
製作年:2007年
製作国:日本
 配給:クロックワークス

【個人的順位】
旧作のためランキング対象外。
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★★★
    音楽:★★★★☆

【あらすじ】
総人口の半分が失われたという大災害「セカンドインパクト」から15年。
碇シンジは3年間会っていなかった父親・碇ゲンドウに呼び出され、
神奈川県にある第3新東京市にやって来るが、
その途中で巨大な生命体「使徒」と国連軍の戦闘に巻き込まれる。

使徒を倒せるのは国連直属の特務機関NERV(ネルフ)が開発した、
汎用ヒト型決戦兵器・人造人間「エヴァンゲリオン」のみ。
碇ゲンドウはその初号機にシンジを乗せ、
使徒と戦うことを強いる。

事情も飲み込めないまま戦いに巻き込まれるシンジ。
彼の運命が大きく変わろうとしている。

【感想】
12月4日からリバイバル上映始まってるよ!!
金曜ロードショーでもやるみたいだけど、
やっぱり劇場版は映画館で観るのが一番。

てか、これ最初に観たの2007年だからまだ大学生のときなんだけどwww
ゼミの同期と新宿に観に行った記憶があるわ。

『序』はテレビ版の第壱話から第六話までの総集編みたいな感じなんだよね。
画は綺麗になってるけど、ストーリー的な違いがあんまりなかったから、
当時のブログを読んでも、そこまで盛り上がらなかったっぽいことがうかがえる(笑)
今思えば、リリスの存在が明かされているのと、
渚カヲルが出てきているのはけっこうインパクト大きいと思うけど。

しかし、14歳の少年が久しぶりに父親に会えたかと思ったら、
いきなり訳のわからないロボットのようなものに乗せられて、
死にそうな目に遭いながら、
気持ち悪いクリーチャーと戦うとか、
いやもうこれ拷問だろ。
人格歪むわ。
強制的に戦いの場に参加させられて、
父親に認められたい想いを持ちつつ、
自らの居場所を求める思春期の少年の生き様は、
この歳になって観るとまたいろいろ考えさせられる。

冷静に考えて、大人でさえあれに乗れって言われても絶対断るでしょ。
僕は嫌だわ。あんな不安定な乗り物。
基本的には、アニメの世界に行ってみたいとは思う方だけど、
『エヴァ』の世界だけは断りたい。
苦痛しかなさそうだから(笑)

しかし、よくもまあ地下にあんな都市造れるよね。
住民は引っ越したらいいよ。
命がいくつあっても足りなそうじゃないか。

テレビアニメ放映当時は、僕もシンジと同い年ぐらいで、
ミサトさんやリツコさんとかおば、、、
もとい、けっこう年上の人なんだなーって思ってたけど、
時が経つのは早いもので、
今やその2人よりも僕の方が年上になってしまいました。
(『Q』では14歳ずつ加齢されてるからちょうどよくなるけどw)

『エヴァ』はいろいろ忘れてるところもあるから、
ウィキペディアとかで用語の意味を抑えつつ、
2021年1月23日の新作に備えたいと思います。

エヴァンゲリオン公式サイト