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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ドクの最後のセリフが心に刺さる『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』

2020年12月23日 23時19分13秒 | 映画


【基本情報】
 原題:Back to the Future Part Ⅲ
製作年:1990年
製作国:アメリカ
 配給:TCエンタテインメント

【個人的順位】
これまでの人生で観た映画ランキング:4/1575
 ストーリー:★ × 800
キャラクター:★ × 800
    映像:★ × 800
    音楽:★ × 800

【あらすじ】
前作のラストで、
ドク(クリストファー・ロイド)の乗ったデロリアンが稲妻に打たれ、
1955年から1885年の世界に飛ばされてしまう。

その直後、マーティ(マイケル・J・フォックス)のもとに1885年のドクが出した手紙が届く。
ドクの無事を知ったマーティは1955年のドクに協力を求め、
1985年に戻ろうとするが、
デロリアンの隠し場所である鉱山付近の墓地で、
偶然ドクの名が彫られた墓石を見つける。
なんと、手紙を書いた1週間後にドクは殺されつしまうのだ。

そのことをドクに伝えるべく、
マーティは再びデロリアンに乗り、
1885年の西部開拓時代へとタイムスリップする。

【感想】
公開35周年記念特別上映。
これでこのシリーズも終わり。

もともと『PART2』と『PART3』は1本のはずだったんだけど、
長すぎるということで分割されたそう。

個人的には『PART2』よりも『PART3』の方が好き。
西部開拓時代の世界観が好きってのもあるんだけど、
科学技術がさらに未発達な時代でどうするのかっていう面白さと、
あのドクの色恋沙汰が混ざってくるのが楽しい。

今作も大体30分ごとにヤマ場が来るよう設計されているのが秀逸なんだけど、
全体的に1作目に近いストーリー展開で、
最後の蒸気機関車で時速140km出すまでのシーンは何回観てもハラハラする。

そして、ラストのドクのセリフ、
「人間の未来はすべて白紙だっていうことさ!未来は自分で作るのだ」
っていうのが、散々タイムトリップしてきた彼だからこそ説得力あって感動する。

本当に素晴らしいシリーズ。
しかし、最後のあの空飛ぶ機関車はどうやって作ったんだろう(笑)

バック・トゥ・ザ・フューチャー4Kニューマスター吹替版 ロードショー 公式サイト

あの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が吹替版・4Kニューマスターで劇場に帰ってくる!マーティ=三ツ矢雄二、ドク=穂積隆信、ビフ=玄田哲章。...

バック・トゥ・ザ・フューチャー4Kニューマスター吹替版 ロードショー 公式サイト

 

大御所歌手とアシスタントによる夢に向かって進んでいく映画『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢』

2020年12月23日 22時16分44秒 | 映画


【基本情報】
 原題:The High Note
製作年:2020年
製作国:アメリカ、イギリス合作
 配給:東宝東和

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:27/199
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★★☆

【あらすじ】
マギー(ダコタ・ジョンソン)の仕事は、
子供の頃から憧れていたハリウッドの歌姫グレース(トレイシー・エリス・ロス)のアシスタント。
音楽プロデューサーになるという夢を抱き、
きらびやかな世界で働いていることを幸運に感じているが、
実際は雑用ばかりの日々。

そんなある日、
彼女は魅力的な歌声を持つデヴィット(ケルヴィン・ハリソン・Jr)と出会い、
運命が大きく変わり始める。

一方、歌姫のグレースは、
過去のヒット曲ばかり歌っているが、
本人は新しいアルバムを作りたいと思っていた。
しかし、長年連れ添ったマネージャーのジャック(アイス・キューブ)から提案されたのは
ラスベガスでの長期公演。
彼はグレースの新作アルバムに興味を持つ人がいるとは思っていなかったのだ。
ラスベガスでの公演は安定したキャリアではあるが、
過去のヒット曲を歌うことになるため、
新作を出したいグレースの想いは揺らいでいた。

そんなグレースを見たマギーは、
「本当にやりたいことをやらなくていいの?」と食ってかかるが……。

【感想】
すごく面白い映画だった!!
"『プラダを着た悪魔』を彷彿とさせる"ってあったから、
この映画のために、
先日初めて『プラダを着た悪魔』も観たんだけど(笑)

結論、『プラダを着た悪魔』とは近からずとも遠からずって感じで、
確かに鬼上司のような歌手と、
それに翻弄されるアシスタントっていう関係性は似ているものの、
中身はけっこう違う。

あっちは自分に絶対の自信を持つ編集長と、
ファッションに興味のないジャーナリスト志望の女性アシスタントの話。
こっちは自らのキャリアに迷いを見せる歌手と、
音楽プロデューサーになりたいがために、
裏でこっそりプロデュース業をしちゃうアシスタントの話。

一見似ているけど、今作の方がボスである人物の葛藤や、
主人公が持つ芯の強さや行動力が目立つ作りとなっている。

そこが、今作の面白いところなんだよね。
マギーは音楽プロデューサーになりたいという軸があるから、
グレースに振り回されながらも、
彼女の歌をこっそり自分でアレンジして提案するし、
まわりに対しても自分の意見をしっかり言える。

さらに、デヴィットにはアシスタントであることを隠し、
音楽プロデューサーと偽って、
2人で新しい曲作りを始めるほど、
夢に対してあふれんばかりの情熱を持てるところが魅力だ。

また、グレースはすでに音楽業界における大御所であり、
自分の実力に自信はありつつも、
40歳を過ぎて全米で1位を取った女性は4人しかおらず、
その中で黒人が1人だけだったことを踏まえ、
昔のようにヒットが出せないことに行き詰まりを感じていた。

だから、新作アルバムを出したい想いがあっても、
まわりの言う通り、過去のヒット曲を歌い続けるしか道がないのかも、、、
と葛藤するところが実に人間らしい。

そんなグレースにずっと憧れを持ち、
自身も自分のやりたいことに邁進しているマギーだからこそ、
「新作を出したいならやるべきだ」と期待と信頼を込めて食ってかかるシーンは、
現実を見る年長者と夢を追い続ける若者の想いが交錯する印象的な場面だ。

何をするにも遅すぎるということはない、
そんなメッセージを大物歌手とアシスタントという2人の女性を通じて描き出すこの映画は、
自分のキャリアについて思うところがある人は観てもいいかも。

なお、グレース役を演じたトレイシー・エリス・ロスは、
あのブラック・ミュージック界の大御所ダイアナ・ロスの娘である。
ケルヴィン・ハリソン・Jrも歌がうまいことで有名らしい。
そんな2人の優しく力強い歌声もこの映画を楽しめるポイント。

海外の映画の役者って、演技だけじゃなくて、
歌や踊り、武術において、高い技能を有している人がいるから、
キャラクターがとても魅力的に見えるよね。

https://www.universalpictures.jp/micro/next-dream

令和のトレンディここに極まれり!だった『この恋あたためますか』

2020年12月23日 00時37分48秒 | ドラマ
くぅぅぅぅ!!
デリシャスぅぅぅぅ!!
これぞ令和のトレンディつってね。
今季一番ドラマドラマしてるドラマだった。

ファンタジーとリアリティのほどよいバランスが好きだったなー。
90年代のトレンディドラマは恋愛至上主義で、
仕事はほぼおまけみたいな印象があったのに対して、
今回は仕事面でもリアリティを持たせつつ、
夢に向かって走っていく若い主人公の姿がよかったよ。
恋愛ありきというより、
だんだん関係性が発展していくってのが、
毎週観るモチベーションにつながったわ。

第1話からずっと面白かったけど、
終盤はもう涙なしには観れなくてね。。。
第8話のラストで里保(石橋静河)が
「何やってんだろ……つかんでた手、私が離しちゃったよ……」
って泣き崩れるところや、
最終回で新谷(仲野太賀)が
「これ以上の恋はできないと思います。それぐらい樹木ちゃんのことが大好きでした……」
って男泣きするところは、
もう観ているこっちも号泣だよ。・゜・(ノД`)・゜・。

そして、その新谷に対して、
「その胸の痛み、誇りに思いな」って慰める
上杉店長(飯塚悟志)の言葉もなんかうれしくて。。。
そこで、PRINCESS PRINCESSの『M』を歌おうとするところがさ、
もうわかってるなと。
失恋にはやっぱり『M』だよねと。
しかも、ここのシーン、
感動から笑いに持っていってるのもまた憎い演出でさー、
うますぎる流れだったわ。

あと、樹木のインスタのくだりも泣いたよね。・゜・(ノД`)・゜・。
里保が「やっぱり樹木ちゃんにとって、新谷は特別なんだね。恋人じゃなかったかもしれないけど」
って言うんだけど、先日、『恋する母たち』で、
「人生最高のパートナーが配偶者とは限らない」
ってセリフと通ずるものがある気がしたよ。。。

大切な存在でも、自分が求めている関係にはなれないことってあるし、
求めている関係になれなくても、特別な人ってのはいるからね。

てか、後半になるにつれて、
ツッコミどこ満載になってきたのも、
いいトレンディ感出してたんだよなー。
第9話で新谷が樹木(森七菜)に気持ちを伝えるの、
早く言えばいいのに、
「あー、ちょっと待って!」なんて無駄にタメを作るから、
浅羽(中村倫也)が追いついちゃうしさー。

最終回も、樹木は外苑前から、
浅羽は渋谷から電話してて、
これから会おうってなってるのに、
2人してダッシュ始めるからね(笑)
え、まさか走って会うの?って。
結構距離あるよ?って。
むしろ、樹木を温かいところで待たせて、
浅羽がタクシーとかで行けばいいんじゃないの?って(笑)

こういう下世話なツッコミが入ってこそだよね、
トレンディはwww

いやー、いいドラマでした!
個人的には仲野太賀はNANGAのダウンジャケット着てたのはポイント高い(笑)

火曜ドラマ『この恋あたためますか』|TBSテレビ

TBSテレビ:火曜ドラマ『この恋あたためますか』の公式サイトです。

TBSテレビ

 

姉ちゃんっていう意味があったのかわからない『姉ちゃんの恋人』

2020年12月23日 00時33分40秒 | ドラマ
個人的に、今季ワーストドラマ2強のうちの1つ(笑)

一体このドラマは何だったんだろうっていうのが正直なところ。
まず、肝っ玉姉ちゃんってことだったけど、
安達桃子(有村架純)には肝っ玉感ゼロ。
むしろ、市原日南子(小池栄子)の方が
肝っ玉感あるよなって思った(笑)

そして、全体的にセリフや言動がドラマっぽくなかったんだよなー。
ある意味、日常会話らしいといえばそうなんだけど、
ドラマとして見るとむずがゆい感じがして。

セリフ、動き、間、すべてがぎこちないというか、
違和感があった。
臼井さん(スミマサノリ)のいじりとか、
弟の大中小のくだりとかしつこいよって(笑)
だから、登場人物が勝手にわちゃわちゃしてるだけで、
感情移入できずに時間だけが過ぎていった。。。

最後まで観て思ったのは、
結局、"姉ちゃん"の要素いらなくない?って(笑)
"姉ちゃん"という存在は弟視点だから、
そのタイトルならもっと弟を活躍べきだったのでは。

弟、長男の和輝(高橋海人)は出番があったけど、
本筋にはほとんど関係ないし、他2人の弟はモブまっしぐら。
これなら『ひとつ屋根の下』のように
兄弟群像劇にした方が、まだよかった気もする。

最終回だけ、まさかの展開でザ・ドラマ感あったけど、
もはやメインの有村架純・林遣都のカップルよりも、
小池栄子・藤木直人カップルの方が、
キャラも立ってて存在感あってよかったなー。

『姉ちゃんの恋人』よりも、
『この恋を思い出してきっと泣いてしまう』の方が、
ドラマの雰囲気と合ってると思う(笑)

火9ドラマ『姉ちゃんの恋人』| 関西テレビ放送 カンテレ

有村架純、2年ぶりの民放連続ドラマ主演!脚本・岡田惠和とのタッグで、“肝っ玉姉ちゃん”に!

関西テレビ放送 カンテレ

 

いよいよ新劇場版オリジナルストーリー全開だった『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

2020年12月21日 11時01分49秒 | 映画


【基本情報】
製作年:2012年
製作国:日本
 配給:クロックワークス、カラー

【個人的順位】
旧作のため今年のランキング対象外。
 ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★★★
    音楽:★★★★☆

【あらすじ】
前作の終盤で描かれた「ニアサードインパクト」から14年後。
軌道衛星上に初号機とともに封印されていたシンジは、
ミサトやアスカらの手により地上に戻され、目を覚ます。

しかし、周囲の状況は様変わりし、
葛城ミサトをはじめ旧NERV職員らは、
反NERV組織「ヴィレ」を結成し、
NERVのエヴァを殲滅すべく活動していた。
状況が理解できないまま困惑するシンジは、
迎えに現れたレイの声に導かれてミサトらから離れ、
変わり果てたNERV本部へとやってくる。

そして、そこで自分が眠っていた間に起こった恐ろしい真実を知ることになる。

【感想】
リバイバル上映もついに本作で最後。
過去2作は旧テレビシリーズを踏襲した作りだったけど、
この作品から完全にオリジナルストーリーへと移行した。

賛否両論あるようだけど、僕は好きだなー。
まったく新しいストーリー展開だからそれだけで楽しめるし、
14年経って浦島太郎状態になっているシンジと同様、
観客も「一体何があったんだ」感があって、
物語に興味が持てる。

他にも、渚カヲルとシンジの交流や、
前回の記憶を持たない綾波レイの存在、
母親である碇ユイのエピソードなど、
人物に関わるところも楽しめるけど、
いかんせんエヴァは用語の意味や設定など覚えることが多いから、
すぐには全部理解できないよね(笑)

バトルシーンも興奮したし、
個人的には『破』に次いで好き。

早く最新作を観たい。

エヴァンゲリオン公式サイト

 

シリーズの集大成感ある『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』

2020年12月20日 21時12分55秒 | 映画


【基本情報】
 原題:Bill & Ted Face the Music
製作年:2020年
製作国:日本
 配給:ファントム・フィルム

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:89/198
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★★☆

【あらすじ】
「ビル(アレックス・ウィンター)とテッド(キアヌ・リーヴス)の音楽が将来、世界を救う」。
そう予言されていた伝説のロックバンド“ワイルド・スタリオンズ”。

曲作りに励み、待ち続けること30年。
人気も年月と共に落ち込み、
今や応援してくれるのは家族だけ。
そんな2人のもとに未来の使者が伝えにきたことは、
あと77分25秒以内に曲を完成させないと、
世界は消滅してしまうというのだ。

ビルとテッド、そして彼らの娘たちは「世界を救う音楽」を作るため、
モーツァルトやルイ・アームストロング、ジミ・ヘンドリックスなど、
伝説のミュージシャンたちを集めて歴史上最強のバンドを結成しようと、
過去へ未来へ時空を駆け巡る!

果たして、彼らはこの世界を音楽で救うことはできるのだろうか。

【感想】
前作から29年ぶりの新作。
僕はもともとこんなシリーズがあることすら知らなくて、
『アベンジャーズ/エンドゲーム』内のセリフで知ったんだけどw

シリーズの最後を飾るにふさわしい内容だったけど、
過去作観てからの方が絶対いい。
配信がなくて、渋谷のTSUTAYAまで行って借りた甲斐があった(なお、1作目はVHS)。

相変わらずのノリと勢いだけのストーリーに、
どこかぎこちない演技と雑な展開はそのままなのが、
従来のファンにとっては楽しいポイントw

キャストもほぼそのままだけど、
直前に過去作を観た身としては、
30年近く経ったキャストの“老い”が感慨深く映った(笑)
キアヌ・リーヴスとか1作目のときまだ24歳だからね、
見た目も初々しいし、声も高い。

さて、今作のよかったところは、
その過去作を踏襲したストーリーが
懐かしさを刺激する点にあると感じる。

1作目では歴史のレポートを完成させるために、
タイムマシンで過去の偉人たちを現代に連れてくるのだけど、
今回も曲を完成させるために、
ビルとテッドの娘たちが過去の音楽家を集めて来るし、
2作目では敵に殺されて地獄を彷徨うけど、
今回もひょんなことから地獄に落ちるシーンがあるから。

また、ビルとテッド自身は、
曲を作るよりも未来の自分たちから曲をもらおうと
ズル賢い考えでタイムトラベルを実行するという形で、
上記と合わせるといろんなエピソードが並行して走ってるんだけど、
情報が多いながらも、
遊園地のアトラクションに乗っているかのような楽しさがあった。

いわゆるアメリカ人が好みそうな笑いのポイントが多いから、
日本では好き嫌い分かれそう。
過去2作はその傾向が顕著だけど、
今作は日本人でももう少し楽しめるかな。
これまでで一番“音楽”をテーマにしてるから、
そこもわかりやすいと思う。
過去作はバンド組んでる割にはほとんど音楽と関係なかったしw

ちなみに、ビルの娘役を演じたサマラ・ウィーヴィング。
あのヒューゴ・ウィーヴィングの姪とのこと。
『マトリックス』でエージェント・スミスを演じた人だがら、
キアヌ・リーヴスとは思わぬつながり(笑)

映画『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』オフィシャルサイト

タイムリミットは77分 歴史上最高のバンドが、2020年人類滅亡の危機を救う!?/出演:キアヌ・リーブス、アレックス・ウィンター

映画『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』オフィシャルサイト

 

個人の幸せを考えたときに不倫というものが責められるばかりではないと感じた『恋する母たち』

2020年12月19日 00時48分56秒 | ドラマ
不倫パヤパヤドラマ( ^ω^ )

いやー、面白かったね。
やっぱりドラマは自分より年上の人たちがパヤパヤしてる方が面白いわ。
結局、女性3人は不倫することで人生好転してハッピーエンドだったよね。
すんごい人生うなぎ登り。
え、不倫推奨ドラマなの、これ?(笑)

とはいえ、結婚しているからこそ"不倫"っていう枠組みにハマっちゃうだけで、
やってることはただの男女のあれやこれや。
トレンディドラマと何も変わらなかったねー。
もはや、結婚ってなんだっけって逆に思っちゃうぐらい。
今の時代だからこその「あるある」話かな?

とはいえ、各カップルだいぶクセあったね。

一番まともそうに見えたのは、
石渡杏(木村佳乃)と斉木巧(小泉孝太郎)ペアかなー。
でも、杏は真面目で完璧であるがゆえに、
元旦那(渋川清彦)は劣等感を感じてしまうって最終回で言ってたよね。
そういう彼女の性格なんだろうけど、
他人と暮らすにはある程度のゆるさも必要なんだろう。

てか、巧ってけっこう一言多くない?
あれだけ杏のこと好きだとか言っておきながら、
杏がちょっと絡むと「めんどくさい」だの「うっとうしい」だのすぐ言うから(笑)
「おまえ何だよ」ってツッコんでしまったわwww

蒲原まり(仲里依紗)と今昔亭丸太郎(阿部サダヲ)も面白かった。
まりなんか「お金があるからといって幸せというわけではない」代表みたいなポジションだったけど、
あれは旦那がだいぶ選民意識高そうで俺は無理だったわー。
でも、なんだかんだでまりも丸太郎と再婚して、
子供も生まれて、仕事も復帰できて、一番おいしかったのでは。

そういえば、丸太郎が最後に杏に言ってた
「人生最高のパートナーが配偶者とは限らない」
ってセリフは何か刺さるね(笑)

で、一番笑ったのが、林優子(吉田羊)と赤坂剛(磯村隼人)でしょう!
赤坂くんとか、ホテルですっぽんぽんになって仁王立ちしてたのマジ吹いたわwww
なんのAVだよってwww

優子は、最後役員にまで出世するほどのバリキャリだったけど、
不倫は赤坂くんの前にもあったようだし、
ビッチというか獣というか、お盛んさがうかがえたね。

ただ、円満解決したからよかったものの、
彼女は家庭は顧みなかったようだけどね。
旦那も子供も理解があったのか、
半分あきらめだったのかは不明だけど、
それぞれ幸せな道を見つけられてよかった。

結論、心が命じたまま動くと、
人生好転するってことかな(笑)
もちろん辛いことはあったど、
最終的にみんなハッピーになったわけだし。

ドロドロしてた割には、
清々しい終わりで意外だった。
勝手に誰か自殺未遂とかすると思ってたから(笑)

金曜ドラマ『恋する母たち』

TBSテレビ

 

漫画もアニメの知らない人の方が楽しめそうな『約束のネバーランド』

2020年12月18日 23時31分43秒 | 映画


【基本情報】
製作年:2020年
製作国:日本
 配給:東宝

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:132/197
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【あらすじ】
幸せに満ちあふれた楽園のような孤児院、
「グレイス=フィールドハウス」。

そこで暮らす孤児たちは、
母親代わりでみんなから“ママ”と呼ばれているイザベラ(北川景子)のもと、
里親に引き取られる年齢になる日を待ちわびていた。

エマ(浜辺美波)、レイ(城桧吏)、ノーマン(板垣李光人)の3人も、
いつか外の世界で暮らすことで、
より幸せな日々がやってくると信じていた。

ある日、里親が見つかり、
孤児院を笑顔で後にするコニーを見送ったエマとノーマンは、
彼女が大切にしていた人形が食堂に忘れられているのを偶然見つける。

それを届けるため、決して近づいてはいけないと
ママから教わっていた「門」に向かった2人。
そこで目にしたのは、無残にも命を奪われ、
食料として出荷されるコニーの姿だった。

そう、みんなが楽園だと信じていた孤児院は、
実は鬼に献上する食用児を育てる農園で、
母親のように慕っていたママは、
最上級の食用児を育てる管理人だったのだ。

全てが偽りだったと気づいた3人は、
孤児たち全員を引き連れ、
無謀ともいえる脱獄計画をスタートさせる。

【感想】
原作は17巻まで読み、アニメは未視聴。
で、今回の実写化で扱ってるのは、
原作5巻のグレイス=フィールドハウス脱出まで。

5巻というと全体の1/4ぐらいだけれど、
それでも全部入れ込もうとしたら2時間じゃ収まらない。
だから、「よくまとめたな」っていうのが正直な感想。

面白いかどうかと言われたら、
「それなりに楽しめはした」っていう返しかなあ(笑)
思ったより悪くはなかったけれど、
やっぱり2時間に収める関係上、
かなりダイジェスト感はある。

僕が感じた原作のよさは、
限られた空間・情報の中で知恵を出し合い、
農園の脱出計画を立てつつ、
それをイザベラやクローネに悟られないようにするという
緊迫感ある世界観。

ジャンプらしくないジャンルでありながらも、
エマの「絶対みんなを助ける」と言い張るところは、
ルフィやナルトと共通するジャンプ主人公っぽさも感じる。

だけど、実写版でそのよさを感じられたかというと、
答えはNoかなー。
飛び飛びで話が進んでいくし、
各キャラクターの人間性まではどうしても追求しきれない。
これはもう実写化の宿命だと思うけど。

とはいえ、配役自体はけっこう合っていると思ったけどね。
特にクローネ役の渡辺直美。
体型や人種は原作と異なるけど、
雰囲気はバッチリだと思う。

ただ、やっぱり日本人って明るい髪の色がそこまで似合わないというか、
遠目で見る分には気にならないけど、
アップになるとどうしてもカツラ感が強く出ちゃって、
2.5次元の舞台かなと思っちゃう(笑)
エマもノーマンも。
外人の子供もいたけど、
正直そっちの方がこの作品の世界観には近いかなと思った(笑)

あと、メインの3人って同い年の設定だけど、
実際エマ役の浜辺美波は20歳、
レイ役の城桧吏は14歳だから、
6歳差なんだよね。
30歳過ぎてたら6歳差って大した違いでもないけど、
みんな若い中での6歳差だから、
レイだけやたら幼く見える(笑)

まあ、日本の漫画ってけっこうデフォルメされたキャラクターデザインが多いし、
現実離れした髪型・髪色もめずらしくなく、
設定年齢の割にはみんな大人びてるから、
実写化するととても難しいよね。
アメコミみたいなリアルに近い絵柄ならまだしも。

それを乗り越えて実写映画化を実現したことはすごいけど、
漫画とアニメが好きな人はこれを観ても多分そんなに面白くないと思うので、
そのまま漫画とアニメに留めておいた方がいいかもしれない(笑)

実写化の続編はないだろうなー。
この後、いろんなモンスター出てくるし、
アクションも激しくなってくるしで、
邦画でやろうとするとちょっと厳しいかも。
ネトフリが作るなら別だけど(笑)

映画『約束のネバーランド』公式サイト

“禁断”の実写映画化。その楽園から、脱獄せよ。大ヒット上映中!

 

興奮と涙が世界を覆う『ワンダーウーマン 1984』

2020年12月18日 14時52分54秒 | 映画


『ワンダーウーマン 1984』

【基本情報】
 原題:Wonder Woman 1984
製作年:2020年
製作国:アメリカ
 配給:ワーナー・ブラザース映画

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:1/196👑
 ストーリー:★★★★★★★★★★
キャラクター:★★★★★★★★★★
    映像:★★★★★★★★★★
    音楽:★★★★★★★★★★

【あらすじ】
スミソニアン博物館で働く考古学者のダイアナ(ガル・ガドット)には、
もうひとつ、ワンダーウーマンとしての顔があった。

ある日、ショッピングモールの宝石店に強盗が押し入る。
犯人はダイアナによって捕らえられたが、
その宝石店は裏取引によって得た骨董品の数々が隠されていた。

その中のひとつに、何でも願いが叶うという天然石"シトリン"があった。

かつての戦いで恋人を失ったダイアナ。
そんなダイアナに憧れる同僚のバーバラ(クリスティン・ウィグ)。
そして、以前よりその石を探し求めていた石油ディーラー・マックス(ペドロ・パスカル)。

それぞれが願いを叶えてしまい、世界は混沌へと陥る。

【感想】
朝イチでキメてきました。
DCエクステンデッド・ユニバース第9作品目。

もうね、今年一番面白かったよ。
もともと僕がスーパーヒーロー映画大好きっていうのもあるけれど、
それを差し引いてもこれはよかったと思う。

僕の中で面白い映画の条件として、
「複数の感情が刺激される」っていうのがあるんだけど、
本作は興奮はもちろんのこと、
まさかの感動もあって普通に泣いた。・゜・(ノД`)・゜・。
予想できる展開ではあるんだけど、
いざ観ると涙がぶわーって止まらなくて。
特に前作を観ていると余計に気持ちが高ぶってしまう。

さて、今回の舞台は前作の第一次世界大戦から大きく変わって1984年。
街ゆく人の服装やアクティビティなんかがすごく時代を感じる作りだから、
最新作なのにノスタルジーを感じるという。

さらに、ショッピングモールのシーンなんかはシュワちゃんの代表作『コマンドー』(1985)への、
カーチェイスのシーンでは『インディ・ジョーンズ』シリーズへのオマージュを感じるから、
それらの作品を観た人なら思わずニヤけてしまいそう(笑)

そして、この映画の一番の見どころはやっぱりアクションシーンのド派手さだよ!
あまりのパワフルさとスピード感に興奮しすぎて鼻血出るかと思った。

それをさ、今僕が世界で一番綺麗でスタイルがいいと思っている
ガル・ガドットが演じるんだからたまらんのよ。
何をやっても画になるチート級の美しさ。
あのゴールドアーマーとか彼女以外似合う人いないだろって。

また、今回の敵は単に世界征服を目論む悪者というよりも、
「人の願望」に着目することで世の中を混沌に陥れるという、
これまでのヴィランの中でもちょっと特殊なタイプ。

「何でも願いは叶う」が、「必ず代償を支払う」という中で、
ワンダーウーマンも敵対する者たちも、
どちらを取るべきか葛藤するところがとても印象的。
そういった人間としての迷いを描いている分、
ストーリー的にも見ごたえがある内容かと。

正直、途中は冗長かなとも思うんだけど、
それをカバーできるぐらいの興奮と感動はあった。

思うに、ハリウッドのスーパーヒーロー映画って、
キャラクターや世界観の作りこみがハンパじゃないぐらい没入感伴うんだよね。

邦画だと役者=キャラクターって思いづらくて、
あくまでも演じているだけって見えてしまうのが、
向こうだと役者がそのまんまキャラクターになる。
ガル・ガドット=ワンダーウーマンだし、
アイアンマン=ロバート・ダウニー・Jrだし。
そういうのが夢と興奮を与えてくれるなーって感じる。
やっぱり映像技術の差かなw

あと、ラストがすごくよかった。
僕は世代的なものもあって"彼女"のことを知らなかったんだけど、
一目見て「この人もしや、、、」って思って、
後で調べたらビンゴ。
こういうリスペクトを入れ込んでくるのも、
この映画の好きなポイント。

映画『ワンダーウーマン 1984』オフィシャルサイト

映画『ワンダーウーマン 1984』公式サイト。全世界で社会現象を巻き起こした超大作アクション・エンターテイメント!アメコミ界きっての女性ヒー...

ワーナー・ブラザース映画

 

音と映像のギャップに釘付けな『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

2020年12月15日 01時47分21秒 | 映画


【基本情報】
製作年:2009年
製作国:日本
 配給:クロックワークス、カラー

【個人的順位】
旧作のため今年のランキング対象外。
 ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★★★
    音楽:★★★★★

【あらすじ】
碇シンジの前に、もう一人のエヴァのパイロット、
式波・アスカ・ラングレーが2号機と共に現れる。

次々と襲いかかる使徒と戦うシンジ、アスカ、レイ。
ある日、ヱヴァ3号機の実験中にアスカが使徒の侵食を受けてしまい、
シンジは第9使徒として排除することを命じられるが、
従うことができない。

初号機をダミーシステムに切り替えることでなんとか撃破するものの、
その光景は見るもおぞましいものだった。

ゲンドウのやり方に怒りを覚え、
シンジはネルフから離れるが、
第10使徒が出現、レイを捕食してしまう。

再び初号機に乗り込むシンジだが、
果たして無事にレイを救うことができるのか。

【感想】
前作がテレビアニメ版の総集編だったのに対して、
今回はかなりオリジナル要素が強い。
新たな使徒に加え、
新キャラクターである真希波・マリ・イラストリアスも出るから。

そして、とにかく映像がすごかった。。。
今回はバトルシーンがメインになってるから、
それだけで興奮モノなんだけど、
特に3号機を侵食した使徒と、
ダミーシステムに切り替わった初号機のバトルがヤバい。。。

もうグッチャグチャで。
3号機から内臓飛び出まくってて。
しかも、そのときに流れるBGMが
『今日の日はさようなら』なんだよね。

あんなにグチャグチャの映像に、
この穏やかな曲。
そう、いわゆる「音と画の対位法」というやつで、
黒澤明監督の『野良犬』(1949年)でも活用されている。
このシーンが一番脳裏に焼きつく。

ラストも神々しい画に『翼をください』が流れていて、
同じくこの作品における見どころかと。

あと、個人的に印象的に残っているのが、
シンジが出て行くときのミサトの、
三石琴乃の声の演技。
自然な話し方の中にとても感情がこもっていて、
声だけでここまで人間の心の内を表現できるのかと驚いた。

他にも、レイがシンジに対して好意を持っていたり、
ゲンドウがシンジと向き合おうとするなど、
テレビアニメ版とは異なる描かれているのも注目すべき点かな。

全体的にけっこう体力持っていかれる内容だけど、
その分見ごたえある作品だった。

加持さん、30歳なんだよなあ。
自分も30歳になったら加持さんみたいなれんのかなと思ったけど、
まあ無理だったよね(笑)

エヴァンゲリオン公式サイト

 

昔の人が考えた未来は夢があっていいなと思う『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』

2020年12月15日 01時37分07秒 | 映画


【基本情報】
 原題:Back to the Future Part Ⅱ
製作年:1989年
製作国:アメリカ
 配給:TCエンタテインメント

【個人的順位】
これまでの人生で観た映画ランキング:5/1565
 ストーリー:★ × 700
キャラクター:★ × 700
    映像:★ × 700
    音楽:★ × 700

【あらすじ】
無事に1985年へ戻ってきたマーティ(マイケル・J・フォックス)の前に、
2015年からデロリアンに乗ってやってきたドク(クリストファー・ロイド)が現れ、
マーティの将来に危機が生じると告げる。

その危機を回避するため、
2015年の未来にタイムスリップしたマーティは未来世界での事件を解決するが、
そこでのささいな出来事が発端となり、
戻った先の1985年は全く違う世界に変貌していた。

世界を元通りにするため、
再び1955年にタイムスリップすることになったマーティだったが、
そこで新たな事件が起こる。

【感想】
公開35周年記念特別上映。

前作の終わりそのまんまからスタートするという、
いきなり物語がトップギアから始まって興奮度MAX!!
とはいえ、ジェニファー役の女優が変更になっているため、
冒頭は新しく撮り直したシーンと前作の流用のハイブリッドw

1985年→2015年→1955年と時空を飛び交いまくる物語は最高に夢がある物語!!
今作も前作同様、ヤマの持って行き方が秀逸。
物語開始から20分後、その後の40分後、その後の30分後と、
大体30分ごとに盛り上がりを作っているの相変わらずがうまい。

あと、『ドラえもん』でもそうなんだけど、
昔の人が考えた未来の街並みって夢があって好きなんだよね。
空飛ぶ車にホバーボード、自動靴紐調整シューズなどなど、
2020年現在、一部技術的には可能だけど、
一般向け商品として世間に普及はしてないな(笑)
いつになることやら。

当時、6歳のイライジャ・ウッド(『ロード・オブ・ザ・リング』の主人公ね)
が映ってるのも感慨深い。

やっぱりこのシリーズは映画館で観てこそだなー。

バック・トゥ・ザ・フューチャー4Kニューマスター吹替版 ロードショー 公式サイト

あの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が吹替版・4Kニューマスターで劇場に帰ってくる!マーティ=三ツ矢雄二、ドク=穂積隆信、ビフ=玄田哲章。...

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振り切ったキャラ作りが一線を画していた『極主夫道』

2020年12月14日 00時45分41秒 | ドラマ
今季一番笑ったドラマだったwww
まさかこんな笑える内容だなんて思ってなくて。

元極道の龍(玉木宏)が主夫やるって話なんだけど、
そのギャップもさることながら、
個人的には雅(志尊淳)の殴られ損な役がメッチャツボだったwww

何かあるとすぐ殴られ叩かれ、
会長の菊次郎(竹中直人)にはすぐにはしごを外され、
マジでかわいそうすぎるんだけど、
たまに殴られた後ちょっと笑っちゃってるところがおかしいんだよなwww
そりゃ、あんなスパコーン!ってきたら思わず吹いちゃうよ。

謎にクオリティの低いCGも逆に笑えたし、
第8話の馬場ふみかの『ターミネーター2』のパロディと、
最終回の眞島秀和との『E.T.』のパロディは、
映画好きとしてはすっごく好きだった。

『ルパンの娘』とはまた違ったアホらしさ全開で、
やっぱり映画もドラマもキャラクターが振り切ってた方が面白いよなーと最近強く感じる。

【公式】極主夫道|読売テレビ・日本テレビ系

史上最強の専業主夫が降臨!主夫力高すぎる“元極道”が筋を通し、世の中と仁義を斬りまくります!!裏社会に数々の伝説を残した最凶の極道、“不死身...

【公式】極主夫道|読売テレビ・日本テレビ系

 

伯郎の妄想がキュートだった『危険なビーナス』

2020年12月14日 00時42分43秒 | ドラマ
特に笑ったり泣いたりすることはなかったけど、
なんだかんだで「犯人は誰だ」のサスペンスは面白い。

原作読んでないけど、原作ファンからしたらどう映ったんだろう。
ドラマ好きの身からしたら、普通によかったけど。

後天性サヴァン症候群とかよく思いつくわな。
これハリウッド映画だったら、強化人間つって、
軍事利用を主な目的として
人間兵器の開発まで具体的に事を進めてたと思うけどw

あと、毎回ある手島伯朗(妻夫木聡)の妄想シリーズは好きだったよ(笑)
「なんてことが起きるはずはない。とは限らない」。
いや、みんなそれぐらい妄想するでしょwww

あと、主題歌が今季のドラマの中で一番好きかな!
back numberの『エメラルド』!

最近のTBSの日曜劇場はビジネス系かサスペンス系かのどちらかに寄ってるけど、
次のドラマは刑事と犯人の魂が入れ替わる、
割とファンタジーな感じだから、
ちょっと期待してるんだけど、
ちょうど来年は女子高生と殺人鬼が入れ替わる映画も公開されるから、
ガチで比べられてしまいそう(笑)

日曜劇場『危険なビーナス』|TBSテレビ

TBS 日曜劇場『危険なビーナス』公式サイトです。2020年10月スタート。毎週日曜よる9時〜放送。

TBSテレビ

 

タイトルこれでいいのかな?って思った『アーニャは、きっと来る』

2020年12月13日 20時14分57秒 | 映画


【基本情報】
 原題:Waiting for Anya
製作年:2019年
製作国:イギリス、ベルギー合作
 配給:ショウゲート

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:129/195
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【あらすじ】
1942年、第二次世界大戦中のフランス。
ピレネー山脈の麓に佇む小さな村に住む、
13歳の少年・ジョー(ノア・シュナップ)は、
平和な日常を送っていた。

しかし、ある日、ナチスの迫害から逃れてきた
ユダヤ人・ベンジャミン(フレデリック・シュミット)と知り合い、
ユダヤ人の子供たちを山の向こうのスペインに逃す救出作戦に協力することになる。

そのような中、ついにのどかな村にもナチスがやって来た。
村がナチスに占領される中、ジョーは自分の家族や友人、
ユダヤ人、ドイツ兵らとの関わりの中で、
彼らの境遇や人生を知る。

村人たちを巻き込んだ救出作戦の行方は。

【感想】
完全なる実話ベースではないようだけど、
実際にスペインにユダヤ人を逃がしたという話はあって、
それに着想を得た同名小説の映画化。

タイトルにあるアーニャとは、ベンジャミンの娘のことだけれど、
映画を観る限りにおいては、アーニャはあまり重要じゃなく、
ベンジャミンをはじめとしたその他ユダヤ人の救出劇の側面が強い。
だから、「タイトル、これでいいのか?」ってちょっと思ったりもしたけど(笑)

戦争を舞台にした映画ではあるものの、
えげつないシーンもなく、暗い雰囲気は少ない。
こういう小さな村が制圧されたとなると、
ナチスのやつらがブイブイ言わせて、
遊びで人を殺すようなイメージが強いけど、
本作ではジョーとナチス将校との交流も描かれており、
中には優しい人もいるんだと意外に感じたほどだ。

ユダヤ人たちは常に身を潜めているのだけど、
事あるごとにナチス将校たちが突発的な捜索を行ったりするので、
見つかりやしないだろうかとハラハラするところもあり、
当時のユダヤ人たちの生きた心地のしなさを垣間見ることもできる。

後半からラストにかけては、まさかの展開もあって、
個人的にはそれなりに楽しめたけど、
やっぱりタイトルと中身のギャップが、、、(笑)

しかし、ジョー自身も疑問に思っていたが、
ユダヤ人が何をしたっていうんだと、
こういう映画を観るたびに思う。
僕も、もっと祖父母に戦争がどうだったのかを聞いておけばよかったと
今さらながら思うけど、もう全員亡くなっているので無理な話。
両親曰くあまり話したがらなかったそうだけど。

映画『アーニャは、きっと来る』| 公式ページ | CineRack(シネラック)

映画『アーニャは、きっと来る』(11/27(金)公開)の公式サイトです。『戦火の馬』のマイケル・モーパーゴ原作、後世に残したい感動作!ナチス...

CineRack(シネラック)

 

RPGをプレイしているかのようだった『Away』

2020年12月13日 20時03分57秒 | 映画


【基本情報】
 原題:Away
製作年:2019年
製作国:ラトビア
 配給:キングレコード

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:131/194
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★☆☆☆
    映像:★★★★☆
    音楽:★★★☆☆

【あらすじ】
飛行機事故でたった一人生きのびた少年は、
森で地図を見つけ、オートバイで島を駆け抜ける。
<黒い影>から逃れて、小鳥と共に。

【感想】
アニメーションロードムービー。
ストーリーはあってないようなもの。
地図を元にひたすらゴールを目指すのみなので。

セリフも一切なく、綺麗な映像と音楽が流れてくるだけなので、
ストーリーを楽しむというよりは、絵を楽しむ的な感じかな。

映画というよりも、RPGで遊んでる感覚の方が強いから、
映画好きよりもアニメやゲーム好きな人の方が向いてそう。

物語は淡々と進んで行くものの、セリフがない中で、
いかにシンプルに伝えるかというところは考えられているなとは思った。

で、この映画の何が話題なのかと言うと、
それは75分もの長編アニメーションを、
監督がほぼ一人で作り上げたということだ。
3年半という歳月をかけて。

アニメ作ったことないから、正直イマイチピンとこないけど、
アニメ制作に携わっている人ならわかるのかな。

結局、あの黒い影って何だったんだろうね。
死んだ人たちの怨念?

映画『Away』公式サイト

革新的!独創的!言葉(セリフ)なき深淵な世界! それは、全く新しいアニメーションへの挑戦── 美しい冒険の旅へ―絶望 不安 孤独 そして希望...

映画『Away』公式サイト