先のルリボシ、オオルリボシ幼虫とも似ていますが、ルリボシ属の幼虫は頭頂部が平坦な形をしているのに対し、このギンヤンマ属は流線型で滑らかな形をしています。また、体色が緑がかった個体が多い印象を受けます。道内に生息する北方系のトンボと違い、成長が早くかなり攻撃的な性格をしていますので、他のヤゴと一緒にすると全て食べられてしまうことがあります。 正に「混ぜるな!危険!!」という言葉がぴったりなヤゴ(笑)。恐るべし・・・・・・・・・・
ルリボシ幼虫と良く似ていますが、頭部、胸部の側線に沿って淡い縁取り線のような模様と、手足にマダラ模様があるので、良い区別点になります。市内では最も見付け易いヤゴの1つで、止水環境で網に入る「ヤンマ型」のヤゴはほとんどが本種です。
旭川市内では森林内の小さな水溜りや小規模な溜池に多く、開けた池沼環境からはほとんど見出すことはありません。全体的にツヤっぽい体表でオオルリボシヤンマと良く似ていますが、手足にはマダラ模様が認められず、側棘の数で同定可能です。