花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

沾滿鮮血的好漢

2013年03月10日 | 三国志
《 泣き虫弱虫諸葛孔明 》 の続きですが...

あふれ出る涙で霞んで、なかなか先に進みません (感動の涙じゃなくて花粉症です(笑)) 

でも、涙をぬぐいながら地道に読み進んだら、とうとう趙雲様が登場しました~

(趙雲子“竜”なのが個人的にはちょっとアレだけども...まぁそれは置いといて)

劉備軍団のなかで関羽、張飛にタメで口がきけるのは、劉備を除けば趙雲くらいのものである。
二人の前でつまらない冗談を言ったり、舐めた口をきいたため
半死半生の目に遭わされた者は数え切れない。


って...怖ぇぇ~ 冗談言ったらフルボッコなのねぇ~

酒見先生の描く張飛は、北方版の思慮深い愛妻家張飛と違って、とっても張飛らしい張飛です

まだそんなに出番は無いんですが...徐庶が酔った張飛を異常に怖がっているので

その乱暴者っぷりが窺えます やっぱり張飛は酒好きな乱暴者じゃなくっちゃね

(おっと...張飛はどうでもいいんだった(笑)...続き続き...)

だがさすがに趙雲は一目置かれているから、
くだらん駄洒落を吐いても殺されかかったりしなかった。


えぇ~っ あの趙雲様がくだらん駄洒落を吐くの~? (喰い付きどころソコかよ...(笑))

でも、くだらん駄洒落やオヤジギャグを言って周りを寒くさせる趙雲様ってのも見てみたいです

趙雲は死体の山を前にして、恐れる人に問われれば
「極道は関張の二兄に習いました」
と、おれなんかまだまだです、という感じで、やや口惜しそうに語るような
血みどろの好男子であった。


血みどろの好男子って...あんた...



なるほど...血みどろの好男子だ(笑)

ここから酒見先生の調子もだんだん上がってきて、趙雲様の戦いの描写がスゴイ事に...

趙雲の槍の妙技が繰り出されるたびに敵兵五、六人が宙に跳ね上げられ
まるで人混みが炸裂したかのようである。


趙雲の周囲では人がぽんぽんと飛び上がっては死んでいく。
調子が出てくると槍は撓りつつ常に回転状態を保ち
普通なら出ないヴーンという低周波振動音が発生する。
そうなったら敵兵は槍にわずかに触れただけで手が裂け
天地がひっくり返って叩きつけられていた。


スゲ~ これじゃまるで人間兵器じゃん...

もはやレックリでも実写不可能なレベルですね (ならばぜひCGで(笑))

う~ん...趙雲様のイメージも、だんだんこっち ↓ に近づいてきています



人間兵器閻ちゃん(笑)
コメント (4)
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