花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

警察故事2013

2014年08月22日 | 映画
《 警察故事2013 》 (邦題 《 ポリスストーリー/レジェンド 》)



東京ではとっくに公開済みのこの映画ですが...ようやくこちらで公開になったので(今頃

昨日友達とクソ暑い中観に行ってきました

いつも 《 新・少林寺 》 とか 《 捜査官X 》 とか、中華系映画はこの劇場なんだけど...

古いし、駅からは遠いし、スクリーンは小さいし、上映はいつも全国で最後の方だし...

不満はたくさんあるんだけど...でも、上映してくれるだけでありがたいと思わなきゃね

昨日は、その中でも地下にある試写室みたいな小さなホールでした

(なんと映画館にあるまじき柱があるという

しかも、ガンガンに冷房が効いてるんだけど、なぜかすごく湿度を感じるという(笑)

冷たくてじっとりした中で人質気分を味わいながら観ました (これが噂の4DXか

(違うし...お話の舞台も冬だし...(笑))

~あらすじ~

ベテラン刑事ジョン(成龍 ジャッキー・チェン)は、一人娘のミャオ(景甜 ジン・ティエン)に会うため
約束の場所として指定された繁華街にある怪しげな雰囲気のナイトクラブにやってくる
父娘は半年ぶりに対面するが、突然ジョンは何者かに殴り倒され、そのまま拘束されてしまう
気が付くとクラブの出入口は封鎖され、ジョン親子を含む十数人の客が閉じ込められていた
事態は警察も手が出せない大量人質籠城事件へと発展
犯人であるクラブのオーナー・ウー(劉 リウ・イエ)の要求は、ある囚人の解放だった...



ジャッキーも今年還暦なので、やっぱり年取ったなぁ~とは思ったけど...

でも、封印したはずなのにアクションシーンは普通にやってましたね

(そりゃ~全盛期のような「頭蓋骨骨折」みたいな無茶なアクションはしなくなったけど...)

もう全く“ポリスストーリー”とは別のお話なんだから、この邦題はどうかとは思うけど

派手なアクションの見せ場が減った分、ヒューマンドラマで魅せる感じの内容になっていて

掴みもOK 途中で中弛みもしないで最後まで面白かったです

リウイエ@ウーは “情” があるワルでした



情があって兄弟思いのワルってとこで、ちょっと 《 男児本色 》 の呉京哥@養生を思い出したけど

結局、このウーのおかげでジャッキーと娘のわだかまりが解けた訳だし...人質を殺さなかったし...

ド派手に警官を殺しまくってた養生よりも、情状酌量の余地が大いにある切ないワルでした

最後地下に脱出トンネルまで掘ってあった用意周到さには脱帽しました(金掛けてんな~って

于榮光は珍しく(?)悪役じゃありませんでした



私...どうしてもこの人にはワルのイメージが強くて...

いつジャッキーを裏切るのかと、なにかどんでん返し的な事を期待してたら

最後まで普通の上司だったとゆ~(笑)ゴメンよ~疑って

あ...そういえば呉越もちょこっと出てたけど、ヘアスタイルで最初誰だかわかりませんでした(笑)


全国廻り尽くした後じゃきっと無いんだろうな...って覚悟してたパンフレットですが



普通に売っててビックリ~(笑)


PS...

エンディングのNGシーンを観て、ジャッキーも少々のケガはしたみたいだったけど

出演者のみんなとの、なんだか楽しそうな撮影風景が垣間見えて思わず笑ってしまいました



お話がシリアス展開だったから、エンディングでホッと和んだ感じだったんだけど...

その後でジャッキーが言った 「ジェイシーがいるから頑張らないと」 の言葉でドキッ

この映画を撮ってる時は、まさかこんな事になるなんて思ってなかったんだろうな...(涙)

ワタシ...なんて皮肉なタイミングで観に行っちゃったんだろう...
コメント (2)
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