《 道士下山 》 (珍しく邦題もそのままの 《 道士下山 》(笑)でも、変な邦題よりもよっぽど好 )
~あらすじ~
人生を山頂の修道院で過ごしたアンシァ(王宝強 ワン・バオチャン)は
師の言い付けにより初めて山を下りる
そこで彼は、様々な人々との出会いや数奇な出来事を経て
人生の意味と武術の極意に近付いていく...
映画の内容を何も知らず、ただアーロン(郭富城)の道士画像だけをどこかで見てたので
てっきりアーロンが主役かと思ってたら、ワン・バオチャンが主役でした(笑)
そして、昔のお話(古装劇)かと思ってたら、下山した街に車が走ってて 「え?」 ってなりました
※ 余談ですが...名前はわからないけど、この道士がよく背負ってるヤツ...
日除け(雨除け)が付いてるのがいいシステムだな~と、いつも見るたびに思います(笑)
師父に下山を命じられた何安下(ハー・アンシャ)(王宝強)が、下界で色んな人に出逢っていくんだけど
最初に出逢ってアンシャを助けてくれた崔先生が、変なオープン手術室で手術してたり
なぜ、このハゲデブオッサンがこんな美しい妻をもらえたの?って思ったり(笑)
この妻のユーチェン(林志玲)が、先生の変な髪型の弟(呉建豪)とも出来ちゃってたり
毒薬を先生に盛って殺しちゃって、それを知ったアンシャが2人の乗った船を沈めて殺しちゃったり...
みたいな序盤のお話が全然本編には関係なかったのにもビックリ~(笑)
そして、やっと出てきたアーロンの道士姿が、ま~カッコいいこと
このアーロン@チョウ道士...落ち着いていて冷静で解脱感がハンパないんだけど(笑)
でも、戦いになるとメッチャ強くてカッコいいんだこれが
戦う相手は、実の父だった師父が弟弟子のアーロンを後継者にした事をずっと怨んでるパン師兄(元華)
コイツ...自分のバカ息子(房祖名)に跡目を継がせたい為に、優秀な弟子(陳国坤)をぶっ殺しちゃって
その殺し方が武術の戦いじゃなくて、仕込み傘で刺すという汚ね~やり方だったりする
言わば、お話に必要な分かりやすいワルいラスボス(笑)
アーロン道士は箒を武器にこの元華師兄と戦うんだけど...
この箒...パン師兄のデカい刀もズタズタになるスゲ~箒で、師兄もズタボロ(笑)
なんだか七色の後光が差しちゃってるし(笑)すでに神の領域に達してるかと思われたんだけど...
そんな無敵にも思えたアーロン@チョウ道士も、拳銃で闇討ちされたらあっけなく死んじゃって...
殺ったのが、吸毒騒動以来初の房祖名@バカ息子だったりするのもなんだかな~
そして、チョウが殺されたことを知らされた洞窟での辛い修業を共にした親友ジャー(張震)が
林雪さん配下の、ワラワラと大勢いる三合会軍団に1人で立ち向かうところや
最後の元華ラスボスとの戦いもカッコよかったんだけど...
個人的にはアーロンの方がタイプなんだな~ワタシ...という事を実感した映画でもありました(笑)
(って敢えて言わなくても、載せる画像の数や文章の長さで、誰に注目してたかわかりますね...
主役なのに王宝強の事ほとんど書いてないし~(爆))
でも...ワイヤーアクションはかなりやり過ぎで スゲ~を通り越して笑っちゃったし...
CGも多用され過ぎてて、槍一本で車を吹っ飛ばすって...オイオイ...ってちょっと引いちゃったし...
なんだか無駄に豪華な出演陣の割に、使い方がもったいなかったな...という印象でした
アーロンが想像以上にカッコよかったけど、それ以外はちょっと期待外れだったかな...
久しぶりの中華映画がこんなレビューでゴメンナサイ~ (笑)