お友達に 「オークションに出てる本にタムさまが載ってるよ」 と教えていただいて
タムさまの載ってる本は1冊しか持ってないので、内容もよく確かめずに本能のまま(笑)入札

で、無事に落札して届いた本がコレ


(お写真は少ないけど、なかなか濃い内容でした...ってタムさまの部分しか読んでませんが...


錚々たる面々の真ん中にタムさまのお名前が

疲れていてなかなか読めなくて、ようやくタムさまの部分だけ読み終えました
目次には 『映画とテレビを股にかける超青田買いスター』 って書いてあります(笑)

鳴かず飛ばずの長~い苦労時代を経て、ようやくブレイクを果たした辺り(1999年)に書かれた本で
その頃の若きタムさまのエピソードや、ちょっと強気なインタビューが17ページに亘って載ってます
(筆者が香港まで行ってインタビューをしたようです)
私がタムさまを知ったのはもっと大人になってから(笑)なので、昔のエピソードはあまり知らなくて
それに、今のタムさまが好きだから、昔のことは敢えて調べようとしなかったので
初めて知ったエピソードがいっぱい書いてあって、とっても新鮮でした

(以下、読んでいて激しく共感した部分を一部抜粋させていただきます)
「譚耀文はとても31歳には見えないつるんとしたキューピー顔にぽってりとした唇が印象的で
パッと見はホンワカした育ちの良さのようなものを漂わせている。
しかしよく見てみると、その切れ長で美しい二重の目から発せられる眼差しは
とても冷ややかで粘着質。何か虎視眈々と獲物を狙う爬虫類的なものを感じさせる。」
キューピー顔(笑)かどうかは置いといて、そうそう


そして眼差しが冷ややかというのも納得


「譚耀文は黙っているとクールフェイスだが、笑うと一気に緊張感の無いヒラメ顔になるのだ」
ヒラメ顔~(笑)わかる~コレでしょ~(笑) ↓ 笑うと一気にクシャって緩むところも大好き


「憎しみを込めて相手をグイと凝視する瞳には、むせ返るような濃密な色気が漂う」
そうそうその通り



そして、仕事にあぶれていたタムさまが大ブレイクするきっかけになったドラマ
《 縦横四海 》 の記述が素晴らしくて、この本を読んで今すぐこのドラマが観たくなりました

《 縦横四海 》 のあらすじは...
貧しく育った大陸のタクシー運転手・明智傑(譚耀文)と、香港の財閥の御曹司・利兆天(陶大字)は
実は母を同じくする兄弟。香港に移り住んできた明智傑はその事実を知り
また自分の意中の女性が兄・利兆天の婚約者と知るに至って、自分の不遇の運命を呪うと共に
兄を逆恨みし、兄への復讐の鬼となって兄を陥れていく...
というもので、これだけでもたまらないんだけど...
「タクシー運転手を演じている頃の譚耀文は
河童ヘアーに例のヒラメスマイルというあまりにもダサい風貌で見る人の度肝を抜くが
復讐のために悪事を重ねていくにつれ、ぐんぐん垢抜けて行くさまは見ものだ。
紫のスーツで葉巻をくゆらすなどというバブリーな格好も、長身なだけあってそれはもうカッコよく
「香港一ホストの似合う男」 に認定して差し上げたいくらい似合っている。
人を見下したような嫌味っぽい目つきがまたセクシーで
本人もそれを承知で女を利用し、兄をどんどん追い詰めていく。
この絵に描いたような「危険な男」っぷり、女性ファンを一気に増やしたのも頷ける。」
って書いてあったら、そりゃ~今すぐ観たくなるってもんですわ~

若きタムさま演じる、河童ヘアーにヒラメスマイル(笑)のダサい兄ちゃんが

ワルになるにつれてぐんぐん垢抜けていく...

あぁ...観たい


その当時の香港が、連日 《 縦横四海 》 の話題で持ち切りなくらいの一大ブームだったって聞いて
私もその時代の香港で、リアルタイムでドハマりしてみたかったな...

チラッと見てみたらレスリー版はようつベにあったから、探せば阿譚版も見つかるかも...


でも、ただでさえ若きタムさまはキュ~ンとしてまともに見られないのに、こんな切なそうなストーリー...
確実に涙腺崩壊で、心が完全にやられてしまうかも...


このステキな本に出逢って、また新たな悩みが出現してしまいました(笑)