《 殺破狼Ⅱ 》 (邦題 《 ドラゴン×マッハ! 》)
~あらすじ~
香港で闇の臓器売買ビジネスを展開するホン(古天樂 ルイス・クー)を
捕らえようとしていた潜入捜査官チーキット(呉京 ウー・ジン)は
ミッションのさなかに正体がばれタイの刑務所に監禁されてしまう
潜入捜査の指揮官チャン刑事(任達華 サイモン・ヤム)はチーキットの行方を必死に探していたが
臓器売買の拠点である刑務所の所長(張晉 マックス・チャン)は
邪魔者であるチーキットを排除しようと執拗に暴行を加えていた
正義感の強い看守チャイ(トニー・ ジャー)は
臓器移植が必要な愛娘の入院費を所長に工面してもらっているため
非道な行為を見て見ぬ振りするしかなかったが
チーキットが娘の適合ドナーだと知り、彼を救うことを決意する...
最初は、「邦題またドラゴンかよ~」 って思ったんだけど
観終わったら、まさに 《 ドラゴン×マッハ! 》 って感じの映画でした(笑)
最初の臓器売買のドナーを拉致するシーンがホントに怖くて...あの毒針仕込んだ指輪怖いよ~
あんな風にさらわれて臓器取られて殺されて行方不明の人ってホントに大勢いそうで...
ちょうど別ドラマで、王子が監禁されて薬漬けになってるので、王子の事も思い出してヒィィ~
私は、ゾンビが百万人追いかけて来る映画よりも(笑)こういう方が怖いんです
しかしこの刑務所...獄長さんはじめ、看守も囚人も武術バカ(褒め言葉です)だらけで戦闘力高すぎ
そして、いいパパを演ってるトニー・ジャーって初めて見たかも...
今までに観た役は、みんな最強兵器みたいな役ばっかりだったから(笑)
呉京とトニー・ジャーってガチで戦ったらどっちが強いんだろ?...とか思いながら観てました
暴動の中、戦いながら携帯の電波を探しまくってるチーキットが可愛かったけど
でも、呉京の必死の表情で吹いちゃいました(笑)(あ...“さま”...付いてませんね...)
ムショでの扱いの酷さを見て、また王子を思い出して...薬物更生施設を見て 《 毒誡 》 を思い出して...
私の脳ミソは、やっぱりどうしてもタムさまと繋げてしまうんだわ~(※迷の正しい在り方(笑))
古天樂は、あのヘアスタイルのせいか?黒さがいい具合に病人の肌のドス黒さに見えて
本当に心臓の悪い人みたいで不気味でした 生への執着心恐るべし
この眉ナシ補聴器刃物男怖もヤバかった でも、腰にナイフのストックいっぱいで笑っちゃったけど(笑)
でも、なんと言っても一番は、顔色ひとつ、表情一つ変えず...髪の毛一本乱れず...
まるで感情が無いかのように冷徹で、動きはあり得ないほどキレッキレの獄長さん@張晉でした
終盤、チャイとチーキットの合わせ技で血を見るまでは、本当に無表情で怖かった~
でも獄長さん...このままの造型で紳士服か整髪料のCMイケますね
「この新作スーツ!これだけ激しく戦っても体にフィット!破れたりシワになったりしません!」
「このヘアジェルなら、どんなに動いてもこのホールド力!!男のキメ髪はこれで決まり!!」
う~ん...説得力あるぅ~(笑)
あ、そうそう...この絵文字だけで全部理解した、スマホ拾った人もある意味スゴイ(笑)
そしてヤムヤムのやられ声は相変わらず高かった(笑)
《 殺破狼 》 の頃はちょうど呉京哥に寄り道中だったので(滝汗)何回も観たんだけど
Ⅱの方が、アクションもストーリーも格段に良かったし、ちょっと臓器売買のくだりは怖いけど...
父と娘のほっこりするシーンもあるし、終わり方も後味のいいモノだったし
スッキリしたい人には是非おススメします