『 薬屋のひとりごと 』 第2巻、第3巻を看了

2巻、3巻と進むにつれ、1巻を読んでた時とだいぶ印象が変わって来ました
主人公の猫猫(マオマオ)はあまり物事に関心がない、クールなイメージだったのが
実はなかなかお人好しで正義感が強くてお節介、そして思ってたよりもずっとドSだという事が判明

帝の命で、衰弱しつつある梨花妃を治療する事になって
毒入りだと知ってて梨花妃におしろいを塗る侍女を引っぱたいて脅すシーンなんか
なかなかドス黒い脅し方をしていて好きです(笑)

そして、いい男だけど1巻目ではあまり萌えなかった壬氏ですが...
なんだか猫猫の事が気になって仕方ないらしく、嫉妬したり落ち込んだり...
チャラ男じゃない素顔が垣間見えてきたら、だんだん可愛くなってきました

紫の衣を着ている事もあって、思わず脳内でタムさま@紫衣侯さまを重ねちゃったりして


あのいつも凛々しく冷静だった紫衣侯さまが、これくらい感情を露にしたらどうなんだろう?
と思ったら、も~妄想が暴走(笑)これからは壬氏を紫衣侯さまとして見て行こうっと

(それくらいの楽しみがあってもいいじゃないか

そして、妃の位についての記述が出て来たけど...
明時代の宮廷モノ 《 王の後宮 》 では、貴妃 → 賢妃 → 宸妃って感じだったけど...
何時代なのかは分からないけど、このお話では、貴妃 → 賢妃 → 淑妃 → 徳妃という順番みたい...

《 夢回唐朝 》 に淑妃は出て来たけど、徳妃ってのは初めて聞きました
(史実かどうかは調べていません)
ちなみに、この前書いた名前の読み方の件...
淑妃は 『 阿多(アードゥオ)妃 』 、徳妃は 『 里樹(リーシュ)妃 』と、どちらも中国読みだったので
やっぱり 『 玉葉妃 』 だけ日本語読みの 『 ぎょくようひ 』 なのは違和感がありあり~

PS...目次のデフォルメされた猫猫が可愛いかったのでご紹介~

1巻

2巻

3巻

しかし...どうして私はこんなにも中華古装的なモノに萌えるんだろう??
面白いので続きを読みたいけど、8月までガマンガマン
