思い出すと、次々出て来ることが
多すぎる、のであるが、
結局、妹さんは亡くなり、お姉さんも
実は同じ病で、妹さんの看病などのため
何も言わず、頑張っていて
突然倒れて、あっけなく・・ということだった。
と、言うことだった。
と、いうのは、
実は、知らなかった。
と、いうこと。
空に架かる橋を書き上げ
お登勢も・・かきあげたころか・・・
ひどく体がだるく
頭がぼーとする(元々、ぼーとした人間だが)
なんか、しんどいなあ・・と思う物の
意識はしっかりしてる。
で、パソコンにむかうと
いつものカフェ。
そこに、神道家がやってきた。
ー今、しんどいだろうー
と、言う。
まあ、確かに・・・
ー憑依されてる。今、払ってやるー
ん?
なにせ、相手は見えない。
何をどうしてるか知らない。
ー楽になっただろうー
そうかもしれない・・・
ー赤い大きな指輪をしている中年女性だ。
覚えが有るか?ー
あるわけがない。
ーいや、判らん。ネットでひろってきたかなあー
と、
その日は終わった。
後日、姉妹が白血病で亡くなっていたと知った。
まだ、鈍いから判らないのだが・・・
だいぶ、たってから、
もしかして、(亡くなった)お姉さん?と、思った。
店の切り盛りもしていたというから
大きい指輪を買うことはできたかと・・?
ところが・・・
神道家には、申し訳ないんだけど・・
「霊」を払った所で
それは、こっちに近づかないだけで
成仏していないんじゃないか?
と、思っていた。
何らかの思いがあって、
その「思い(重いでもある)」のせいで、
浮かばれない。
「思い」を無くすか、
軽くするかしてやらねば
浮かばれずにこの世に?いるんじゃないだろうか?
そして、わざわざ?私に憑りついたということは
私がその「思い」を晴らしてあげられるKEYを持ってるということじゃないのか?
あるいは、
こちらが、彼女の思いと同調する、何らかの重い思いをもっているのが
原因なら、私が、「思い」を変えていかなきゃならないのでは?
と、いう
まあ、ちょっと、普通とは違う(と、思ってるだけか?)考え方をしていた。
そして、なんとなくでしかないが、
お姉さんの霊が近くにいるような感覚はあった。
- 彼女の魂が・・ 憂生中事実でも、書いたが
なんとなく「判る」タイプで
その時は、たまたま、見えるタイプの人の言うことと
完全一致になっていたのだが・・・
そういう類の人は、その時にはいなかった。
そんな、ある日
ふと、みつけた、メールで投稿作品募集、だったか
CDだったか・・忘れたが
作品募集をやっていて
そこに
「空に架かる橋」を送ってみた。
すると、残念ながら・・・落選、では有ったのだが
ー書評は送られてきていたー
(そこらへんも書きたいが今はやめておく)
編集者から、電話が入った。
協力出版になるが(こちらも資金を出す)
出さないか・・と、言う物だった。
「僕は衝撃でした。
世の中の人が、どんな反応をするか、見てみたい」
ーいや・・・君の実験道具ではないのだがー
と、いうあたりから
以前に、白蛇抄なども送り、保留になったんですよ。
その時に、壬生浪人-俄狂言・・を
推奨出版(協力出版にかわりはないが)に推されたけど・・・
と、話が続き・・
何度か、電話(携帯だが)が入った。
ーかなりの金額になっただろうと思う。ー
資金がなければ・・無金利ローンもこちらで
紹介できるので・・
と、いう話から始まって
なぜ、そういう話になったか覚えてないのだけど・・・
亡くなった姉妹の話になった。
そして、
そのあとから、
お姉さん?の霊の気配がなくなった。
思い当たる事は
霊は、生きている人間の話を聞く。
と、いうこと。
おそらく、
編集者と話した話の内容の中に
お姉さんの霊?の「重い思い」を外せる内容が有ったのだと思う。
もし、そうであるのなら
編集者さんが、助けてくれたと言ってよい。
そんな話(お姉さんの思いが晴れる?ような)を交わす
めぐり合わせが有ったのだろうと思う。
なにか、判らないが・・・
最終的に、こちらの思いが叶うようになっていると感じる。
払ってくれた神道家には、申し訳ないが
払っただけじゃだめだ。
相手の思いを掬わなきゃ。
と、いう思い、それが、叶ったのかもしれない。
そして、
そういう考え方をミーイング(価値づけ)させてくれたのが
白蛇抄であった。
だからこそ、
白蛇抄こそ、出版したかったのだが・・・
当選しない
資金が無い。
優秀作品 なんて、認定書をもらっても
どうにもならない。
読んでもらう方法は
出版だけじゃない。
と、開き直ったし
拙い文章でも、読んでくれて
その内容に共感してくれて
ーただで読んでしまったけど、良いんですかー
と、言ってもらえたこともあって
出版じゃないな・・とも
へぼ物書きは
へたすりゃ、「鴨さん」になるのが精いっぱいだし・・・
ねぎ(資金)もって、なくてよかったとおもったり。
いろいろ、ありがたい(ありえないという意味の)ことも
あったし、
ネットならではの
作者の裏側というのも、書けるし。
作品だけでなく
作品に関わることも・・・
書けて、また違う「媒体」の形式がでてくる。
開かれた王室ならぬ
開かれた「憂生」というのも
ありかもしれない。
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