空調機器について、省エネ&省コストに関してどちらが勝っているのか争いが続いていました。
ワークの前回の分析では、HC(ホームセンター)等、一部の業態でGHP(ガス空調機)有利。
大半の業種で、EHP(電気空調)有利の結論でした。
今回その神学論争に終止符が打たれそうです。
そう、最終決着といっても良いと思います。
◆GHP対EHPのコスト論争に最終決着か
日本中のガス事業者の上部団体として、一般社団法人日本ガス協会というものがあります。東京ガスが会長のようです。
電力供給事業者の上部団体は、電気事業者連合会だったと思います。東電・関電・中電の輪番で会長かな。
ガス協会の会長としては、発言に縛りがあるのでしょう。再生エネルギーとLNG(液化天然ガス)のベストマッチを・・・
等々が公式発言です。
つまり、あくまでガス視点ならばGHP有利で、対して電力視点ならばEHP有利との発言になるわけです。
しかし、ここでも時代は一歩進みました。規制緩和です。
新電力会社が、家庭用(低圧電力)も含めた全需要に対して自由化されました。
1年遅れですが、ガス供給事業も家庭用(小ロット)を含めて自由化されました。
この自由化ということは、電力供給事業者がガスも販売できるし、ガス販売者が電力供給もできるということです。
そこで出たのが、このガスと電気のいいとこ取り制御で顧客価値の最大化を実現できる!!
「スマートマルチ」と呼ばれるこのシステムは、GHPとEHPを組み合わせ、ガスと電気のエネルギー消費をコントロールし、
ベストミックスを個別空調で実現するハイブリッド空調システムです。
ガス、電力の単体での効率化は頭打ちの状況だった。
そこに、自由化で双方販売ができる環境となり、このシステム開発ができることとなったわけです。
つまりIOT技術を生かし、主に電力の有利な深夜を中心にEHPを稼働し、デマンドの上りがちな昼間はGHPを稼働するのです。
中間時間帯は、AIで有利不利を判断します。
エネルギー供給の自由化で、このような仕組みをも構築することが可能となったのです。
これは、オーバーに言えば我が国の国際競争力の向上にも資するものです。
※しろうとの疑問です。スマートマルチの有用性は良く理解できました。
で、イニシャル投資はどうなの?まさか、EHPとGHPの2倍かかります、と、しれっと言いませんよね・・・
ワークの前回の分析では、HC(ホームセンター)等、一部の業態でGHP(ガス空調機)有利。
大半の業種で、EHP(電気空調)有利の結論でした。
今回その神学論争に終止符が打たれそうです。
そう、最終決着といっても良いと思います。
◆GHP対EHPのコスト論争に最終決着か
日本中のガス事業者の上部団体として、一般社団法人日本ガス協会というものがあります。東京ガスが会長のようです。
電力供給事業者の上部団体は、電気事業者連合会だったと思います。東電・関電・中電の輪番で会長かな。
ガス協会の会長としては、発言に縛りがあるのでしょう。再生エネルギーとLNG(液化天然ガス)のベストマッチを・・・
等々が公式発言です。
つまり、あくまでガス視点ならばGHP有利で、対して電力視点ならばEHP有利との発言になるわけです。
しかし、ここでも時代は一歩進みました。規制緩和です。
新電力会社が、家庭用(低圧電力)も含めた全需要に対して自由化されました。
1年遅れですが、ガス供給事業も家庭用(小ロット)を含めて自由化されました。
この自由化ということは、電力供給事業者がガスも販売できるし、ガス販売者が電力供給もできるということです。
そこで出たのが、このガスと電気のいいとこ取り制御で顧客価値の最大化を実現できる!!
「スマートマルチ」と呼ばれるこのシステムは、GHPとEHPを組み合わせ、ガスと電気のエネルギー消費をコントロールし、
ベストミックスを個別空調で実現するハイブリッド空調システムです。
ガス、電力の単体での効率化は頭打ちの状況だった。
そこに、自由化で双方販売ができる環境となり、このシステム開発ができることとなったわけです。
つまりIOT技術を生かし、主に電力の有利な深夜を中心にEHPを稼働し、デマンドの上りがちな昼間はGHPを稼働するのです。
中間時間帯は、AIで有利不利を判断します。
エネルギー供給の自由化で、このような仕組みをも構築することが可能となったのです。
これは、オーバーに言えば我が国の国際競争力の向上にも資するものです。
※しろうとの疑問です。スマートマルチの有用性は良く理解できました。
で、イニシャル投資はどうなの?まさか、EHPとGHPの2倍かかります、と、しれっと言いませんよね・・・