つぶやき、遊び・仕事・日常

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三人のレンガ職人の目的

2019-06-18 07:59:47 | 日記
戸田智弘さんという方が紹介してくれました。
ものの見方が変わる、座右の寓話です。
仕事への向き合い方についても考えさせられます。

◆目の前の仕事の目的を考えてみる
 旅人が、建築現場で作業をしている人に「何をしているのか」と尋ねた。
 一人目の作業員は、「レンガを積んでいる」と答えた。
 二人目の作業員は、「壁を作っている」と答えた。
 三人目の作業員は、「大聖堂を造っている。神を讃えるためにね」と答えた。

 三人ともレンガを積むという同じ仕事をしているのに、何をしているのかという質問に対する答えが異なっている。
 一人目の職人は、レンガを積んでいるという行為そのものを答えただけだった。
 二人目の職人は、壁を作っているというレンガを積むことの目的を答えた。
 三人目の職人は、まず大聖堂を造っているという壁を作る目的を答え、同時に神を讃えるためにね、という大聖堂を造ることの
 目的まで付け加えている。

 人間の行為には、必ず何かのために何かをする、という構造を持っている。
 一つの行為の目的には、さらにその目的が存在する。目的と手段の連鎖と呼んでもいいだろう。
 寓話を例にとれば、レンガを積む⇒壁を作る⇒大聖堂を造る⇒神を讃えるという構造になっている。
 上位の目的が下位の目的を決めてコントロールしているのだ。

なるほどです。
ややもすると日常業務の中で、目の前の課題をクリアすることのみに忙殺されてしまいます。
そうではなく、何の目的のために今のこの業務課題に取り組むのか、という視点をもつことで当事者意識ややりがいを見出せる
のかもしれませんね。
またそれが、本末転倒などということを回避することに繋がるのかもしれませんね。
心したいものです。