MBAホルダー

過去の栄光を得意げに語るようですが、おいらは小学校時代はわりとできました（今はただのボーッとした男です）。
特に読み書きそろばんというか、国語と算数が得意でした。
なので、MBOホルダーと言ってもふーん、それで？　それがどうしたの？　なんて勝手に思っていました。
わが社にも女性のMBAホルダーが居ます。
その彼女の近くで仕事をする機会がありました。

◆本物の凄さMBA
　主に経営と会計を学んだらしいですが、理論と実践を見せてもらいたいものです（いやなバイアスがかかっていますかね）。
　こちらの面では、特段の力は感じられません（おいらの受け手側の感覚が低すぎるのかも）。
　次いで語学力（英語）ですが、英国で学んだだけあってさすがのキングスイングリッシュです。
　ワークは断片的にしか理解できませんが、外人との話しぶりからはストレスのないスムーズな会話が続いていることがうかがえます。
　ここは、おいらの苦手分野ですのでそこは単純に、すごいなぁと思います。

　社内の会議では驚かされました。
　むろん彼女自身も議論に加わっているのですが、会議終了時にはすでに議事録が出来上がっていました。
　その出来栄えにも目をみはります。
　発言者の本意をはずすことなく、発言者の意図を深堀して記録してあるのです。
　語彙の豊富さにも衝撃を受けます。
　決して難解な言い回しではないのですが、平易な語の組み合わせと慣用句の使いまわしが秀逸です。
　う～ん　たしかにその言葉は知ってるけれど、ここでそう使うのかぁ・・・
　理路整然、肯定否定の文脈ルール・・・
　ワークでは、一晩推敲してもこうは書けません。
　一部の隙もないとはこういうことかと・・・

　まあはっきり言って、モノが違いますわ。
　その一端を垣間見ただけでこの差です。
　豊富な知識量とその巧みな使いこなし、同時に複数業務をこなすマルチタスク力。
　本物は違います。ただただ脱帽するばかりです。