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三人のアンバサダー

2019-06-20 19:35:52 | 日記
先日、本屋で立ち読みしていた時に目にしました。
すみません、どなたの著作かは忘れてしまいました。
内容は、結構興味深い話でしたので振り返って再現してみます。

◆コミュニケーションの断絶を防ぐ三人のアンバサダー
 曰く、世の中にはアンバサダーの前段階として、三つの集団があるという。
 1.天才:創造性をもつ
 2.秀才:論理性、再現性をもつ
 3.凡人:共感性のみをもつ
 世の中の人員は、大概この3つの集団に収束されるのだという。
 ただし、そのバランスは均等ではないのは言うまでもない。
 凡人が、圧倒的シェアを占めるということだ。
 著作からの引用ではありませんが、イメージは天才1%、秀才10%、凡人残りというような割合なのでしょう。
 しかし、それぞれの集団が別個に活動しているだけでは、なかなか企業活動に結び付きません。
 幸いなことに、これらの集団の内、他の集団の要素をも併せ持つ人材が存在するのだ。
 その人材こそが、アンバサダーとなり得るらしいのだ。

 まず、1と2を併せ持つのが、エリートサラリーマンです。創造性と論理性を併せ持つまさにスーパーマンです。
 数少ない重要な人材なのですが、残念なことに社内全体へのディフィージョンをする術がありません。
 
 次いで、2と3を併せ持つのが最強の実行者です。企業にとって最も有益な人材と言えます。
 論理性・再現性をもち、凡人の共感性をも併せ持ちますのでリーダーとして適任です。
 重要なアンバサダーになり得る人材です。
 革新は決して生み出しませんが、会社のエースとしてどこでも大活躍します。
 ごく普通のサラリーマンは、ここを求めるべきなんでしょう。

 そして、1と3を併せ持つのが悩める天才です。
 想像力も共感性も併せ持つのですが、いかんせん天才肌というかそれを論理的に説明することができないのです。
 この天才には、論理性をもつ2の右腕が居ないと企業活動に落とし込むことができません。

 ところが!!
 世の中には、1と2と3を併せ持つスーパースーパーサラリーマンが存在するのです。
 自ら創造をしつつ、論理性・再現性をもち、社内の圧倒的多数の共感を得る類まれな存在です。
 比率はおそらく0.01%と言ったところでしょうか。
 孫さんとか、柳井さんとか、三木谷さんとかが目に浮かびますよね。
 企業は、こういった人材を得たいものですが、我々はまず上記の「最強の実行者」を目指したいものですよね。