病気を持てば健康？

人生は、無病息災で過ごしたいものです。
だがそれは、神社などに祈願する定型文であって、現実にはごくわずかな例外を除いて望めないものらしい。
そんな無理な願いよりも現実的なのはこうらしい。

◆一つくらい病気を持っている方が健康で長生きするもの
　病理のお医者さんはこう言います。
　８５歳を過ぎた方ならば、体のどこにもガンのない人はいません。
　脳にアルツハイマー症状のない方も、同様にいません。
　もう少し若い方でも、８０歳を迎えれば動脈硬化の所見のない方もいないものです。
　これはどういうことかと言えば、「一病息災」くらいがちょうどいいということです。
　一つくらい病気を持っているほうが、体調に留意するから、結果的にはその方が健康で長生きするそうだ。

　平成・令和の時代は、昭和時代と比べて随分と寿命が延び、よって高齢者も増えました。
　サザエさんのおじいさんの磯野波平さんは５４歳の設定です、昭和ではこれが標準的だったのでしょう。
　だが現在では、６５～７０歳まで現役で働き続けるのが普通だ。
　有難いのか悲しいのかは微妙だが、これは医療技術の進歩によるものではないらしい。
　その理由は、栄養状態の改善と運動習慣が大きく影響しているそうだ。
　だから、アインシュタインでさえこう言う、
　「人生は自転車のようなもの、倒れないためにはこぎ続けなければならない。」

　→だそうですので、御同輩ともどももう少し頑張ってみましょう。