他人のことならば良くわかるのだが、自分のことはそうではないという。
そのひとつ、自己評価というものほど当てにならないものはないそうだ。
聞き及んだ話なのだが、出典は失念してしまったのでご容赦ください。
◆ほとんどの人が自己を過大評価をしている
ほとんどの人は、自分のことを平均よりも上だと認識しているそうだ。
その例として3つ挙げられていた。
・100万人ものハイスクール生に、リーダーシップ能力を自己評価させると、
70%の生徒が自身について平均以上だと回答した。
・大学教授に自身の指導能力を問うたところ、上位25%に入ると答えた者が3分の2を超えた。
・自分の運転技術は平均以上だと主張する人間は、驚くなかれ93%だという。
これらはすべて米国での調査なのだが、日本でも大差はないことだろう。
これは、明らかにおかしな調査結果だ、
なぜならば平均以上というならば50%程度の解答であるべきだからだ。
ということは、人の自己評価というものほど当てにならないものはない、
というかなり確度の高い知見が得られたことになる。