平家物語の冒頭のこのフレーズ「諸行無常」について、皆さんは理解されていましたか。
おいらは、なんとなく理解しているとスルーしていました。
これは詳しく聞くと、仏教の説く「もろもろの作られたものは同じ状態を保たない」ということを表しているのだそうです。
真言宗のご住職だ。
◆無常を忘れたとき心が乱れる
すべての物事は、さまざまな縁(条件)が寄り集まった結果として現れる。
そしてその縁は、加わったりそうではなかったりして、その結果は次々と変わる。
体を動かすのが縁になって、空腹となり食欲が生まれる。
過労や心労により、消化器系不調の縁が加われば、食欲不振という結果になる。
このように、縁の変化にともなって結果が変わるのは至極当然のこと。
にもかかわらず、仏教が「諸行無常」を説き続けるのは、変わらないものは何一つないという事実を忘れがちだからだ。
そして、変化に対して心が乱れてしまう。
何があっても、何が起こっても受け入れる=達観することで心が安定するものです。
→ふうん 意味合いはよくわかりましたが、そこまでの心持にはなかなかねぇ・・・