社会人としての常識という言葉がある。
漠然としているが、なんとなくそれは守らねばならないことのように感じる。
それに沿っている限りは自身が安全で、そこから外れた行動や発言は危険や不利益を被るというイメージだ。
本当にそうなのだろうか、書店での立ち読みでこんなのがあった、断片的な記憶なのだが。
◆常識ほどバカバカしいものはない
常識に沿った行動なんて、危機感を持つべきだ。
そもそも常識なんて、とても曖昧でバカバカしいものなんだ。
何の面白みもないつまらない一生を終えたいならそれでもかまわないが。
そんなものは、自分で考える力のない人にとって、わかりやすく都合がいい価値観といった程度だ。
バカバカしい常識に縛られている人間が多いせいで、日本社会は生産性が低いままなんだ。
そもそも常識は、どんどん古くなるという認識を持っていることが必要だ。
昔の男性は、ちょんまげが常識だったし、和服が常識だったはずだ。
女性のお歯黒だって常識だった。
今多くの人が常識と思っていることだって、海外では非常識だし、10年後は日本でもやはり非常識となっているはずだ。
自分で考えずに、誰かの言うとおりに生活してはいけない。
常に自分で考えろ、「なぜ?」「どうして?」と思考し続けるんだ。
一般的に事実とされていることだって、見る方向や立場、光の当て方でそうではなくなることもある。
だから、常識なんてのにとらわれずに自分の頭で考えて、行動せよということだね。
→まあそういうことでもありますよね。