つぶやき、遊び・仕事・日常

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杖言葉

2024-10-03 06:40:06 | 日記

今日は、臨済宗の僧侶である松原泰道氏自身が感動した、学生時代の思い出からだ。

友人グループと旅に出た箱根でのことだ、たまたま休憩したところで何かの碑をみつけた。

そこには、美しい万葉仮名でこうあったという。

 

◆生涯を支えてくれた杖言葉(つえことば)に出会えた

 「あれを見よ 深山(みやま)の桜咲きにけり 真心尽くせ 人知らずとも」。

 

 友たちと共に、ああいい歌を教わったなぁ、これからどんな苦境にあっても、自分たちは人をだましたり、苦しめたり、

 要領のいい生き方はやめようと誓い合った。

 まさに、山の奥深くに咲いた桜のように、誰が見てくれようとくれなかろうと、ただただ真心を尽くしていこうじゃないかと。

 5人の友たちだったが、誰一人として後ろ指をさされることなく、人生を過ごしてきた。

 この和歌が、私の杖言葉のひとつとして、人生を支えてくれたとも思います。

 皆様のお心にも、ぜひ記していただきたいと思います。

 どんなことがあっても、真心を尽くしていきたいものです。

 

 →若くしてそういう言葉に出会えることは素晴らしいことですし、そこに気が付くというのも素晴らしいことですよね。