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悲観論と情報

2025-02-07 06:43:27 | 日記

世の中の極端な心配事の多くは、杞憂に終わるにもかかわらず、我々はそれに注目しがちだ。

それらは、新聞・テレビ・雑誌・ブログ・ユーチューブなど、あらゆるメディアで注目を集める。

行動経済学の先駆者ダニエル・カーネマンはこう言う。

 

◆それは人間の防衛本能だ

 人類が死に絶えては困るので、進化と共に防衛本能を身に着けてきたということなのだ。

 もっとも悲観論のほうが、楽観論よりも知的でもっともらしく聞こえるという面もある。

 楽観的だと、物の見方が甘い人間とも見られてしまう。

 だから、世界中の人々は、世の中を実際より恐ろしい場所だと考えている。

 

 だが、世界人口の伸び、技術の長期的な進歩、株価の上昇を鑑みれば、悲観論よりも楽観論に目を向けておくべきだろう。

 米国の初期地方投資家のダーバスは、電報全盛の時代にその情報で資産を順調に増やしていた。

 ところが、後に情報の集積地ニューヨークに住んだことにより、投資戦略の大失敗を続けてしまう。

 

 地方で限られた情報で、自分の判断で投資をしていたら勝てた。

 ニューヨークで、多くの情報を得たら、結果的には負け続きだったのだ。

 ウォーレン・バフェットも、地方であるオマハに住み続けている。

 だから、情報は量ではない。

 選んで取り入れるべきなのだ。

 そしてその選ぶ基準は、悲観的な情報に重きを置くべきではない。

 良い情報を積極的に活用すべきなようだ。

 

 →なるほど、今まではそれでよかったようです。

  でも、未来永劫その方策で良いかどうかまではわかりませんよね。

 

 

 


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