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国民の話を聞く

2021-12-16 06:34:12 | 日記
岸田総理がそうおっしゃっているそうだ。
耳障りは良い。
そりゃあ国民の話を聞いて、それを施政に役立ててもらえるならばだ。
だが、演出家の佃典彦氏の話を聞くとちょっと猜疑感が湧いてくる。

◆耳毛が生えて考えたそうだ
 氏は、国民の話を聞いていては国の政治なんかできるものかと思っているそうだ。
 国民の話を聞くと言われたら、何となく庶民の声をすくい上げるみたいな感じがするが(そうそう)、
 大企業の経営者や権力者だって国民だ。
 右派も左派も国民、いったい誰の話を聞いて国民の声とするつもりなのかが分かりません。
 ああそうか、誰の声を聴いても、国民の声を聞いたことになるのか。
 考えようによっては、実に巧妙な言い回しだ。

 なおそんな思いは、氏に耳毛が生えてきて考えたそう。
 耳毛がモシャモシャと生えるのは、初老からとのこと。
 そして、染色体の構造上、男にしか生えないものらしい。
 つまり男には必要だが、女には必要ないもの、何故かな。
 だが中高年のオヤジは、たしかに人の意見を聞かなくなる。
 これは耳毛のせいで、他人の言葉が遮られてしまうのかもしれない。
 もしかしたら、岸田総理は耳毛のお手入れをしっかりしているのかもしれないなとも感じた。

 英国の哲学者リードによれば、「鎖の強さは、一番弱い環によって決まる」らしい。
 願わくば、そういった輪に目を向けた施政を願いたいものだ。
 

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