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「空気」の研究から

2021-06-28 06:35:03 | 日記
産業新聞の楽観的展望に、おいらも一票を投じたい。
経済協力開発機構(OECD)は、このほど世界経済見通しを上方修正したが、日本については下方修正をした。
2022年の日本は、2.2%と先進国で最低、欧米諸国のほぼ半分の低成長率になると予想している、本当だろうか?
新型コロナウイルスによる健康被害が先進国の中で最も低い日本が、なぜこれほどの経済被害を受けるのか。
東京大学の渡辺努教授はこう分析する。

◆「心」による活動の抑制があるらしい
 渡辺教授は、健康被害と経済被害のギャップには、もっぱら感染に対する恐怖心による経済の抑制にあると分析している。
 日本人の自粛の背景にあるものは、「空気」である。
 国全体を覆う同調圧力、メディアの同質性と硬直性、異論を排除する志向などが合理的判断をゆがめてきたのだ。
 古くは評論家の故山本七平氏が指摘した空気の研究だ、経済敗戦・コロナ敗戦・不運なオリンピック招致等が重なり、
 自粛をあおる世論形成で自信喪失を是とする空気が満ちているようなのだ。

 しかし日本のこの空気も、今が陰の極のようだ。
 ワクチン接種が急進展し、年末を迎えるころには接種率は80%を超えて、いわゆるポストコロナが視野に入るはずだ。
 日本においては、心理的負担が特に大きかったとすれば、それが取り除かれた後のリバウンドもまた大きくなるはずだ。
 日本経済は元来世界景気への感応度が強く、輸出と機械受注が鋭角回復し、生産も業績も急伸するはずだ。
 また円安で密かに日本企業の競争力は回復している。
 コロナ後は、観光・運輸・外食も相まって、OECDの予想を裏切る高成長が見込まれると考えられる。
 →なるほど、そう聞けばたしかにそんな気がしてきます。期待を込めておいらも賛成します。
 

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