つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

相手の物語

2024-12-21 06:48:39 | 日記

おいら、紀元前古代ギリシャ哲学者プラトンの語録は、その多くを味わいずみだと思っていた。

だが、この言葉は知らなかった。

それは諸氏にとっても、味わいが多くあるのではないだろうか。

 

相手の物語を想像しなさい

 「親切にしなさい、あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから」。

 ソクラテスの弟子にして、アリストテレスの師でもあったようだ、プラトン。

 人は、相手が自分の意に沿わない行動をとると、つい非難したくなるものだ。

 しかし、人にはそれぞれ固有の事情があり、その事情により行動しているものだ。

 例えば、直前にとても辛い出来事があったとか、その人なりの価値観で行動したり、

 あるいは他者への思いやりからの行動だったのかもしれない。

 だから、一方的にあなたの期待を押し付けるのではなく、まずは相手のことを理解しようと努めるべきなのです。

 

 →なるほど、相手の物語(事情)を想像するんですね、たしかに忘れやすいことだ。

  自分の事情で判断しがちなおいらも、反省が必要なようです。

 

 


「まぐろ食堂」

2024-12-20 06:35:25 | グルメ

岐阜県(海なし県です)の山間で創業した食品スーパーが、成長途上で水産物の知見や商材を得るために、

三重県のある鮮魚仲買を買収しました。

その仲買は、特にマグロ商材に強みがあったので、三重県四日市市の自社倉庫隣接地に、「まぐろレストラン」を開業しました。

これが大当たりで、東海ウォーカーでも紹介されて、今では名古屋市からもドライブがてら食べに行く方が多いようです。

なにせ自社の倉庫の隣接地なので、鮮度は抜群・価格はリーズナブル・ボリュームたっぷり(港湾労働者も集まるため)なんです。

そんな企業が、お礼奉公とでも言うのでしょうか、岐阜県に初の支店を開業したので、早速行ってきました。

 

◆「まぐろレストラン」ではなく「まぐろ食堂」として

 〇まずは写真をご覧ください

  

 現物は、写真よりもう少し赤みが強かったように感じました。

 「まぐろ刺身定食」、このボリュームで1280円です。

 さらに持ち帰りで「まぐろ丼」もあり、こちらは1000円以下とうれしい価格です。

 現在は開店から日が浅く大繁盛ですが、落ち着いたらどうなるかはまだわかりません。

 人気が定着すればいいな、と思っています。

 


太宰治

2024-12-19 06:43:02 | 日記

著名な作家ではある、太宰治。

だがそんな彼については、好き嫌いが分かれるのではないだろうか。

というのは、こんな言い方をするからだ。

 

◆暗い 暗すぎる

 駄目な男というものは、幸福を受け取るにあたってさえ、下手くそを極めるものである。

 弱虫は、幸福をさえおそれるものです。

 綿で怪我をするんです。

 幸福に傷つけられることもあるんです。

 

 →うんうん、その感覚は少しだけわかるような気がする。

 

 私は自分を意識するとき、必ずヴェルレエヌの泣きべその顔を思い出し、救われるのが常である。

 そして、生きていこうと思うのである。

 あの人の弱さが、かえって私に生きていこうという希望を与える。

 気弱い内省からでなければ、真に崇厳な光明は発しえないと私は頑固に信じている。

 

 →暗すぎるが、そんな彼の言葉が心に染み込む方もいるのでしょうね。

 

 


悪いことが起こる

2024-12-18 06:43:23 | 日記

今日は、作家の宮本輝氏の自己体験談から。

彼は、三十代のころにパニック障害にさいなまれていたそうだ。

医師は典型的な不安神経症ですと診断し、モーツァルトもアインシュタインもそうでしたから、そのうちに治りますよと言ってくれた。

だが治ったと自覚できたのは六十代になってからで、およそ30年間も病気と付き合ってきたことになる。

その経験から、感じたこととは。

 

悪いことが起きるのは思いがけない善いことが訪れるために必要な前段階

 一つの山の頂上に立った、そこからさらに高い山に登るためには、直線の道はなく一度その山を下りなければならない。

 下りることはたしかに辛い。

 頂上にいるときにはわからない想像を絶することさえある。

 だけど、そこでのたうち回りながらも乗りこえて、また麓から新たな山頂にたどり着けば、最初とは違うまた大きな喜びが得られる。

 そう、一度谷を下りないと、次の峰には行けないのです。

 これは道理であり、僕が命の危機を感じながらつかんだ感覚なんです。

 

 →そっか、悪いことが起きてもそう考えればいいんですね。

 

 

 

 


働けばいい

2024-12-17 06:47:36 | 日記

高齢者や障碍者を蔑視しているわけではない、むしろそんな人たちを応援している提言だ。

そんな人々は、資産はないし収入もない、頼れるのは福祉だけだがそれも乏しい。

ではどうすればいいのか。

働けばいい、というのがその答えらしい。

 

できることをして働く

 ペットボトルは再生資源だ。

 だがそのためには、皮むき(広告宣材物を取り除く)、異素材のキャップをやはり取り除く、

 この作業は、足は不自由だが手は動かすことができる障碍者が、

 椅子に座ってベルトコンベアーに流れるペットボトルを再資源化させる仕事だ。

 別の場面では、手は不自由だが足は動かすことはできる障碍者が、タイミングをとって、足を動かし作業をしている。

 

 セルフスタンドでは、シルバー世代が働ける。

 そこでは体力は不要で、椅子に腰かけての仕事だ。

 安全を目視して、給油の許可だしのスイッチを押せばいいだけだ。

 世は人手不足だ。

 工夫して努力して、働けばいいだけだ。

 月に10万円を稼ぐのはなかなかに大変だ。

 だが、5~6万円あるいは7~8万円ならば、いくらでもある。

 自らの自由と尊厳を得たいならば、働けばいいのだ。

 

 →そうなのかもしれませんね、自分のできる範囲で働く、それが柔軟にできる社会になりたいものです。

  厳しいのかもしれませんが、これも一つの真実なんでしょうね。