KO坊の人・まち・ヤマ・道中日記

日々の体験交流の巻です。

日本百名山「浅間山(前掛山)」(標高2,524m)

2014-08-17 20:32:55 | 山歩会
2014年8月16日(金)~17日(土)というか濃霧

第280回山行は、日本百名山の浅間山。
しかし、活火山で最高峰の2,568m地点へは、立ち入りができず、手前の前掛山までで標高は2,524m。標柱にも「浅間山(前掛山)」とあります。写真は霧と強風で写っていません。



参加者は、8人です。ワゴン車で車坂峠で降りて、天狗温泉浅間山荘の駐車場にワゴン車を回送しました。
浅間山は、3回目のリベンジで登頂できました。
最初は第95回山行(2002年6月22日)で、天狗温泉から火山館まで来たところ、浅間山の活動レベルがあがって、入山規制となり、サイレンとかヘリコプターで下山勧告が緊急に出て、これは大変だと急いで下山した。勧告がなければ、天気も良く山頂まで行けたと思います。
2回目は第148回山行(2006年11月11日)で、浅間山の噴火警戒レベルが高く、黒斑山までが登頂できるところでした(と記憶しています)。車坂峠から登り、天気は曇りというか濃霧で浅間山の絶好のビュースポット黒斑山まで登って登山口の車坂峠まで戻りました。
今回も、車坂峠で車中泊して、目覚めるが濃霧で視界0。トイレ探しもライトが届かず、大変でした。ばたばたしている間に、視界は0ですが、薄明るくなってきたので出発することにしました。午前4時45分です。
トーミの頭までくると、崖地に何やら灰色っぽい動くものが…。よく見るとニホンカモシカです。カモシカがよく見えるとともに、霧がどんどん晴れていきます。



しかし、前掛山は笠雲状態です。



草すべりでも間近でカモシカを撮影できました。



食事をするので立ち寄った火山館の職員が「カモシカは人に慣れているのでなかなか逃げないですよ」と言っていました。帰り道、火山館の下がカモシカ平ですが、こちらにはいませんでした。草すべりは高山植物も豊富で花も周りの景色も楽しめました。登るわけではなく、下山なのでなおさらです。さすが、花の百名山でした。



湯ノ平口まで来ると、ガスが周りをまた、包んでしまいました。前掛山の稜線まで来ると、霧が流れながら、そのあとにもガスが補充されてずっと霧です。プラス強風です。ずっと山頂まで続きました。すぐに集合写真を撮って急いで下山です。

行程は、8/16(金) 石橋20:50-壬生IC21:01(北関東・東北・北関東・関越・上信越道)

    8/17(土) 小諸IC01:34-(チェリーパークライン)-02:00車坂峠(車中伯)

          車坂峠登山口04:45…(中コース)…トーミの頭05:50…(草すべり)…湯ノ平口06:52…賽の河原分岐07:08…前掛山頂上08:25…賽の河原分岐

          09:23…09:42火山館(昼食)10:20…ニの鳥居…不動滝10:55…一の鳥居11:08…11:28天狗温泉

          天狗温泉駐車場11:40-12:17布引温泉こもろ(入浴)13:43-佐久IC14:23(上信越・関越・北関東・東北・北関東道)-壬生IC16:41-石橋16:55

温泉入湯予定は布引温泉「あぐりの湯こもろ」、しかし間違って手前の布引温泉こもろで入湯。まあいいか!!どちらも浅間山の眺めがいい。



お盆の帰省の渋滞の心配があり、入湯したらすぐ高速で帰路に。はやかったので渋滞に巻き込まれず逆に早く着きました。
立入禁止規制が解除になったら、2,568mの標高を極めたいですね。