矢嶋武弘・Takehiroの部屋

われ発信す 故に われ在り、われ在り 故に 発信す
日一日の命

『冬の夜』と手毬歌(You Tubeで見る)

2024年11月26日 03時30分13秒 | 映画・芸能・音楽

唱歌『冬の夜』を聴いていると、昔、母が歌っていた尻取りの手毬歌(てまりうた)を思い出す。亡き母は明治37年(1904年)の生まれだから、ちょうど日露戦争の真っ最中である。母は祖父から日露戦争の話をよく聞いたという。
そして、少女の頃に親しんだ尻取りの手毬歌をよく口ずさんでいた。私はそれをなんとなく覚えてしまったが、けっこう面白い内容だった。

「にっぽんの・乃木さんが・凱旋す・スズメ・メジロ・ロシヤ・野蛮国・クロパトキン・金の玉・負けて逃げるはチャンチャンボウ・棒で叩くは犬殺し・死んでも命があるように・・・」(初めの「にっぽん」に続く)
これが歌の内容だが、乃木さんは乃木希典大将、クロパトキンはロシア軍のクロポトキン総司令官のことで、チャンチャンボウはたしか、当時の中国人を蔑視した言葉のようだ。
調べてみると、歌詞はいろいろあるようだが、手毬歌ももう古い日本文化の一つになってしまったのだろう。しかし、『冬の夜』を聴くたびに、私はこの尻取り手毬歌を思い出してしまうのだ。 (2023年1月13日)

~冬の夜~NHK東京児童合唱団:PART-Ⅰ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『旅愁』 | トップ | 血にまみれたハンガリー(1) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画・芸能・音楽」カテゴリの最新記事