矢嶋武弘・Takehiroの部屋

日一日の命
浦和(うらわ)の逆は「わらう」「笑う」である

相合い傘

2024年11月25日 03時39分49秒 | エッセイ・私事など

<以下の文を復刻します。>

ある人から「相合い傘」について質問があったが、これは“死語”ではない。今も相合い傘は生きている。しかし、なんと傘の種類や本数が増えたことか!
今はビニール傘や使い捨ての傘、置き傘などが沢山ある。傘があり余っている。それに天気予報で、気象予報士がしょっちゅう傘の有無を話題にする。傘がいっぱいだ!
昔のことを言うとまた笑われそうだが、傘は貴重品だった。子供が多いと、傘を持たない子もいた。「雨々 降れ降れ 母さんが 蛇の目の お迎え うれしいな~」という歌もあった(蛇の目は傘の一種)。それほど傘は大切なものだった。
だから、しょっちゅう相合い傘の風景が見られ、それは日常的だった。相合い傘はいいものである。子供のころ、好きな女の子と相合い傘になったことがある。それを“悪がき”に冷やかされたものだ。


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2 コメント

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Unknown (おキヨ)
2020-04-08 11:27:19
私の時代のものには相合傘という言葉はちょっと面はゆいばあいがありますが、相合傘は特に意味のあるわけではなく、一つの傘を二人で使用するだけのことですよね。
"男どうしの相合傘で~”というディック・ミネの古い歌を思い出します^^

好きな方との相合傘・・・思い返してみてもありませんねぇ。。。

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傘の柄の両側に (矢嶋武弘)
2020-04-10 06:44:10
相合い傘は主に男女の親密さを表わすものですね。傘の柄の両側に男女の名前を書いて、その仲を冷やかしたりします。
ディック・ミネのその歌は知りませんでした。男同士が相合い傘だったら、さしずめ今の時代なら“ホモ”を冷やかすのに使うでしょうね(笑)。
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