<以下の文は2013年11月に書いたものですが、一部修正して復刻します。>
先に4大“ブス”女優というのを選んだが、これは比較的簡単だった(笑)。しかし、日本の4大美人女優となると、これはもう候補がキラ星のごとくいて絞るのは極めて難しい。正直言って無理だ。したがって、あえて4人に絞るとなると“独断と偏見”が必要になる。つまり、個人的な意思が必要になることをご了承願いたい。
前置きが長くなったが、30人ぐらいの候補から選ぶのは本当に難しい。したがって、美貌だけでなくその人の活躍ぶり、芸術性、人気度なども併せて評価するのが妥当だろう。そう考えると、まず第一に挙がってくるのが原節子だ(以下、敬称略)。
戦前から活躍した大女優で、年配の者なら知らない人はまずいないだろう。日本人離れした美貌の持ち主だった。20世紀の映画スター(日本編)・女優部門で、1位にノミネートされたことがある。今から50年ほど前、惜しまれつつ42歳で引退したのは実に鮮やかだった。原節子は最も異論が少ない女優だろう。
次に、私は若尾文子(あやこ)を挙げたい。彼女は大映で京マチ子、山本富士子の両先輩に次ぐスターだったが、幅広い人気があった。和服が似合う美人女優だと思う。
若尾文子は実に多くの映画に出たが、ここで個人的な体験を話したい。何の作品だったか忘れたが、彼女がスクリーンに出ると、自然に女性の芳香が漂ってくるのだ。こんな女優は滅多にいない。もちろん、スクリーンから匂いが流れてくるわけではないが、俳優に必須のオーラと言うか、さらに大胆に言えばフェロモンが漂ってくるのだろう。重ねて言うが、こんな女優は滅多にいない。したがって、4大美人女優に挙げよう。
3人目は吉永小百合である。ただし、この人については多くを語りたくない。私は「サユリスト」だから、余計なことを言いたくないのだ。信じるだけである。 そうそう・・・下世話な話だが、来年春に終わる『笑っていいとも!』の最後のゲストは、吉永小百合の予感がする。取りは彼女しかいないだろう。外れたら御免!(笑)
最後の4人目は、松坂慶子を挙げたい。これには異論も多いと思うが、私の好みだから仕方がない。いや、私の好みだけではない。かつてTBSで『愛の水中花』というドラマを放送した時、レオタード姿の彼女のダンスが観たくて、大勢の“殿方”が早く帰宅したのだ。
これも個人的な体験だが、松坂慶子が21歳ぐらいの時、ある席(三木武夫首相主催の立食懇親会の席上)で、至近距離から彼女を観る機会があった。その時、私は彼女の美しさに腰が“砕けそうに”なったのである。本当に砕けなくて良かったよ(笑)。今のふくよかにお太りになった彼女からは、想像もできないほどの美貌だった。
以上、独断と偏見で4大美人女優を挙げたが、他に山本富士子、八千草薫、岡田茉莉子、有馬稲子、夏目雅子、天海祐希ら美人女優はキラ星のごとくいるのだ。こうなると、第2次、第3次の選考が必要になるかもしれない。(2013年11月6日)
昔はよく知りませんが今は今で魅力があると思います。
地元上大岡に八千草薫に似たママが居るスナックが有ります。
八千草さんは純和風の美人でしたね。宮本武蔵の「お通」の役は抜群でした。忘れられません。
私は、月丘夢路で、日活の堀久作社長は、彼女が大好きで、松竹から引き抜いたのですが、井上梅次監督と結婚したので激怒し、井上を日活から追放してしまいました。
私は、楊貴妃のような美女は、月丘夢路だと思っています。
月丘夢路はたしかに美人でしたね。私もその面影はよく覚えています。妹の千秋も覚えています。
そうでしたか、日活に入ったのに夫が日活を追い出されるとは・・・権力者にはかないませんね(笑)
有馬稲子も好きでした、彼女も美人でしたね。どちらが美人かは人それぞれです(笑)
また、いろいろ教えてください。