Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2018 冬の山陰ぶらり紀行①【一年の始まりは寝台特急で旅立ち】

2018年01月09日 21時15分00秒 | 鉄道旅

2018年1月1日

 

 

 


明けましておめでとうございます。
年末は31日まで出勤し今日から冬休み。毎年恒例、冬の旅へ。今夜の「サンライズ出雲」で山陰に向かう。

 

 

 

 

 

20時30分、東京駅到着。元旦ということでグランスタ各店の営業時間も短め。なのでやや早くの来訪。eashionさんで夕食調達し9番線ホームへ。

 

 

 

 

 

「ときわ88号」のあとに来るのは「サンライズ瀬戸・出雲」。今日の「瀬戸」は琴平行き。ここで構内放送。

「本日の『サンライズ号』は7号車と8号車の通り抜けができません」

年末28日に岡山県木見駅で発生した上り「サンライズ瀬戸」のアクシデントにより、285系5編成のうち1編成が前面貫通扉に損傷を負い、予備編成も臨時「サンライズ出雲91・92号」で使用していることから差し替えできず、当該編成の東京方貫通扉は使用できないままになっている。

しかしローテーション通りなら今日はその編成ではないはず。おかしいと思っていたところで再び構内放送。

「本日の『サンライズ号』は7号車と8号車の通り抜けができます」

駅員さんも混乱しているのか、やっぱり間違いだったらしい。しかし、事故当日はさすがに運転打ち切りとなったようだけど、その後は予備編成も使えない中でなんとか運休せずに運行してくれているのは有難い限り。今日が運休にならないかヒヤヒヤだったので。

 

 

 

 

 

21時34分、「サンライズ瀬戸・出雲」入線。

 

 

 

 

 

あ~本当に来てくれた。285系の姿を見て安堵のため息。

 

 

 

 

 

今日の発車案内は、「瀬戸 高松・琴平」表示が15秒くらい、「出雲 出雲市」表示が2秒くらいで切り替わっていて、「出雲」が表示されるのはまさに一瞬。いつも半々の表示時間だったと思うけど。「瀬戸」が琴平行きとなっていることと関係あるのかどうか?

 

 

 

 

 

放送通り、今日はホロが付いて貫通路が確保されている。

 

 

 

 

 

21時50分、9号車に乗車。部屋は自分の定番、シングル2階進行右側。

 

 

 

 

 

発車前に車掌さんの検札。夜行列車では珍しい女性の車掌さん。熱海までかと思うけど。

今回、寝台券は10時打ちで確保。帰省ラッシュのピークを過ぎた元旦出発のせいか余裕のゲット。「出雲」を降りたあとは山陰本線内を途中下車しながら、山口県の長門まで行く予定。

 

 

 

 

 

時刻は22時となり、「サンライズ瀬戸・出雲」、東京を定刻発車。

 

 

 

 

 

さすがに今日は空いている山手線を見ながら、285系は静かに加速していく。

 

 

 

 

 

東京の夜景を眺めながら寝台列車で旅に出れるのは無上の喜び。しかしこれもあと何年続けられるのだろうか。285系も今年で誕生から20年。考えるとせつなくなる。

 

 

 

 

 

多摩川を渡ったところで夕食タイム。eashionさんの「広島県産牡蠣と新潟県産舞茸の天重」と地雷也さんの「月てまり」。「あけぼの」乗車時に上野でよく購入していたeashionさんの弁当、東京にもあるのを知らなかった。ビールがグビグビ進む。

 

 

 

 

 

元旦夜の楽しみは「お笑いドリームマッチ」。小田原までは安定して電波が入るのでワンセグで視聴。やっぱり正月はこれ見たいし。ただし個室とは言っても音量は控えめに。

 

 

 

 

 

小田原を過ぎトンネル区間となってワンセグ終了。そして23時22分、熱海に到着。「サンライズ」発車案内が、今日はしっかり「琴平・出雲市」となっている。


丹那トンネルを抜けると右手には夜の富士山が出現。雪を頂いたその姿はまさに荘厳。毎度ながら、部屋の照明を消して眺めるこの夜景が寝台列車最大の醍醐味。

 

 

 

 

 

静岡を発車したところで時刻は0時20分。2018年最初の1日が終了。明日はどんな景色が待っているか。ブラインドを降ろして、軽やかなジョイント音を子守唄に就寝。zzz…。

 

 

 

 

コメント
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