Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2018 冬の山陰ぶらり紀行⑦【「スーパーおき2号」→一畑電車→「サンライズ出雲」】

2018年01月25日 20時31分57秒 | 鉄道旅

2018年1月7日

 

 

 

 

 

萩で迎える2日目の朝。山陰ぶらり旅最終日の今日は出雲へ向かう。とりあえずルーティーンの朝風呂へ。今日も朝から気持ちいい。

 

 

 

 

 

風呂から上がるとキハ47の姿。やはりJRビューは楽しい。

 

 

 

 

 

朝食を頂き午前8時30分、2泊した萩ロイヤルインテリジェントホテルをチェックアウト。こちらも快適な宿泊。特に露天風呂にハマった。東萩駅の目の前で立地も便利。

 

 

 

 

 

東萩8時42分発の益田行きに乗車。キハ40単行だけど、下関から来た長距離便。幸い空いていた山側BOXに着席すると定刻で発車。立ちも覚悟していたので、座れてよかった。

 

 

 

 

 

静かな山間の区間を進む。日曜日の朝という事もあり車内は1BOXに1名という感じでのどか。

 

 

 

 

 

車内の運賃表には下関からの長旅の軌跡。次に来る時はぜひ下関まで走破してみたい。

 

 

 

 

 

9時53分、終点益田に到着。いったん駅の外に出て、ビールとつまみを買いにスーパーへ。

 

 

 

 

 

次に乗るのは「スーパーおき2号」米子行き。

 

 

 

 

 

10時29分、キハ187系「スーパーおき2号」到着。指定席の1号車に乗車。

 

 

 

 

 

列車は定刻に発車。さっそくビールタイム。最高。

 

 

 

 

 

車窓には、今日もきれいな日本海と高島がお目見え。今回は天候に恵まれて助かった。来週は大雪の予報が出てるので。

 

 

 

 

 

間もなく車掌さんの検札。指定席の乗車率は50%程。車内はゆったりした時間が流れるも、それとは裏腹にキハ187系は今日も山陰路を爆走。

 

 

 

 

 

1本では足りず2本目。

 

 

 

 

 

山陰本線のきれいな車窓をビールを飲みながら眺める。ぜいたくな時間。かつての特急「まつかぜ」では、博多からこの車窓を眺めながら大阪・京都まで至ることができたとか。今考えると夢のような時代。

 

 

 

 

 

優雅な時間はたちまち過ぎ去り12時9分、出雲市に到着。多くの乗客が下車。自分も降りる。

 

 

 

 

 

「IWAMI CHARACTERS TRAIN」ラッピング。

 

 

 

 

 

いったん改札を出て、そのまま足早に電鉄出雲市駅へ。今夜は「サンライズ出雲」に乗車するけど、それまで一畑電車で周遊。まずはフリー乗車券を購入。

 

 

 

 

 

12時18分発の川跡行きに乗車。幸いBOXに着席。

3年振りに乗る一畑電車は以前と車両が一変。こちらは7000系。一畑電車久々の新型車。以前は昭和の香りがプンプン漂う懐かしい車両でタイムスリップしたような感覚が味わえたけど、さすがに更新された。

列車は定刻に発車。出雲の田園地帯を進む。

 

 

 

 

 

終点 川跡に到着すると、何やらすごい人の数。来て初めて知ったけど、元京王2100系の一部車両引退イベントが行われているらしい。人混みの中、松江しんじ湖温泉行きに乗り換え。

 

 

 

 

 

12時54分、伊野灘で下車。ここで昼食タイム。伊野灘と言えばあの店。

 

 

 

 

 

しかし、休みーっ!?

楽しみにしていた山里波さんは何と休業。あ~ガックリ。予定より早いけど温泉に向かうことに。しかし次の電車までは1時間近くある。せっかくなので一駅歩く。松江方面に向けて宍道湖を眺めながら歩いていると20分程で隣の都ノ森駅に到着。宍道湖の眺めがきれいだった。

 

 

 

 

 

13時41分、出雲大社前行き到着。車内はカメラ片手の乗客がちらほら見受けられる。先ほどのイベント関連で来た人か。

 

 

 

 

 

13時59分、雲州平田に到着。ここで下車。

 

 

 

 

 

ズラリと並んだ元京王5000系の2100系。雲州平田駅では撮影会が行われているようで、すごい数の人が行列を作っている。

幼い頃によく乗っていた京王5000系。気になるけど人混みは苦手。そそくさと駅を出て温泉へ。

 

 

 

 

 

駅から徒歩約15分、割烹温泉ゆらりに到着。こちらに来るのは二度目。まずはレストランで昼食を…と思ったら、何と今日は団体貸し切り。また食いっぱぐれ。

 

 

 

 

 

そこで軽食コーナーでビールと枝豆を注文。あ~ちょっと生き返った。

一息ついて温泉へ。源泉掛け流しの広~い露天風呂で今回の行程を回想していると、温めの湯が気持ち良すぎて思わずうたた寝。気が付いたら2時間10分コースになっていた。時刻は17時10分。慌てて風呂を出て着替える。

 

 

 

 

 

外に出ると冷たい空気が気持ちいい。「サンライズ」乗車前のお清め完了。

続いて近くにあるスーパー「ラピタひらた店」で夕食の調達。出雲市駅だとスーパーまで遠いのでここで買っていく。さらに酒屋さんの「SAM平田店」でビールを購入。これで「サンライズ」乗車準備完了。雲州平田駅へ戻る。

17時57分発の電鉄出雲市行きに乗車。車両はピンクの2100系「しまねっこ号」。車内はまだカメラ片手の人が見受けられる。

 

 

 

 

 

18時17分、電鉄出雲市到着。「ご縁電車しまねっこ号」。こちらの2100系はまだ現役続行。末永く活躍してほしいと思う。

 

 

 

 

 

島根・山口の旅もいよいよ終わり。これから帰路に着く。

旅の終わりは寝台特急。出雲市駅2番線には「サンライズ出雲」東京行きの表示。無事運行してくれるようで良かった。なにせローテーション通りにいくと、今日はあの先頭ベコベコ車両に当たる日なので。臨時「91号/92号」の運行も終わったし、予備車に差し替えられてるのかどうか?

 

 

 

 

 

18時45分、「サンライズ出雲」入線。

 

 

 

 

 

これは、やはり先頭ベコベコ車両!

痛々しい姿。先頭車の貫通扉がへしゃげている。早く元のかっこいい姿に戻ってほしい。

 

 

 

 

 

自分はその先頭7号車に乗車。部屋は自分の定番シングル2階進行右側。そして18時51分、「サンライズ出雲」出雲市を定刻発車。

 

 

 

 

 

しばらくすると車掌さんの検札。きっぷは10時打ちでとったけど、行きと同じくピークを過ぎていた為、余裕のゲット。

 

 

 

 

 

米子でビールタイム。温泉出て喉カラカラだったけど、この「サンライズ」での一杯の為にがまんしてた。あ~感無量の美味さ。ほぼ一気飲み。

 

 

 

 

 

伯備線に入ったところで夕食。やっぱり帰りの寝台車では地元の刺身食べたいのでコンビニよりスーパー。さすがに座席では気が引けるけど、そこは個室寝台ならでは。

 

 

 

 

 

伯耆溝口で下り「やくも」と交換。単線区間の備中高梁までは列車交換待ちが数回ある。

 

 

 

 

 

夕食を食べ終わり部屋の照明を消して夜景を眺めると、真っ暗な川面に時折街灯が映し出される。個室寝台ならではの車窓。あと何年見れるのだろうか。とにかく今は「サンライズ」に乗れるだけ乗って存続を後押しする。

 

 

 

 

 

伯備線を走り抜け22時14分、倉敷到着。ここからの山陽本線は爆走モード。

 

ここで車内放送。「本日、岡山から『瀬戸』号連結後も、7号車と8号車の通り抜けはできません」。

 

貫通扉が損傷しているので、貫通路は使用できない。自分としては、深夜に騒々しい探検隊が来ないので嬉しいけど。わきまえてくれている人は静かに通ってくれるものの、マナーが悪い輩は深夜に関わらずドタバタペチャクチャうるさい。

 

 

 

 

 

22時28分、岡山に到着。「瀬戸」との連結の為、ちょっと動いては停まりを何度か繰り返し「ガチャン」と連結。この連結ショー、今日もギャラリー多数。

 

 

 

 

 

連結後に自分もホームに降りてみる。貫通扉が閉じられたままの連結部、レアな光景だけど痛々しくて仕方ない。

車内に戻ると定刻に岡山を発車。

 

 

 

 

 

23時34分、姫路。上り「サンライズ」の楽しみ、明石海峡大橋はもうすぐ。しかし眠い。睡魔との闘い。

しばらくしてふと気付くと、列車は神戸通過中。おわーっ、やってしまった。睡魔に負けてうたた寝。見事に上り「サンライズ」の見どころを見逃す。ガックリ。


三ノ宮を発車したところで毛布にくるまりブラインドを降ろして就寝。明日の朝はもう東京か。zzz…。

 

 

 

 

コメント
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