Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2018 安曇野温泉紀行①【引退間近 E351系「スーパーあずさ15号」で松本へ】

2018年01月31日 22時23分00秒 | 鉄道旅

2018年1月27日

 

 

 


1993年に登場したE351系。「スーパーあずさ」として中央東線を爆走で駆け抜ける爽快感にハマり、自分も幾度となく乗ってきたこのE351系が今年3月のダイヤ改正でなんと引退。

登場から24年、まだ全然いけそうな気がするけど、最後にもう一度あの爆走を体感すべく、E351系「スーパーあずさ」乗車のプチ旅へ。

 

 

 

 

 

11時20分、新宿駅到着。えきねっとで予約したきっぷを受け取り10番線へ。これから乗るのは「スーパーあずさ15号」。折り返し運転の整備中。

 

先に登場した651系「スーパーひたち」同様の大きなLED表示灯。列車の号数まで表示されるヘッドマークは斬新だった。

 

 

 

 

 

側面はLEDではなく方向幕。国鉄世代の自分にとっては、LEDよりもこの幕式の方がしっくりくる。

 

 

 

 

 

隣の9番線にE257系「あずさ8号」東京行き到着。E257系も「踊り子」への転属が予定されているようで、新宿でこの光景を見ることはもう無くなりそう。

 

 

 

 

 

「ドア開放」の放送が流れ、指定席の10号車に乗車。

 

 

 

 

 

自分はモーター音大好きなので、もちろん車両はモハ。

 

 

 

 

 

進行左側席に着席。車内は乗車率30%程。ゆったり行けそう。

そして定刻12時、新宿を発車。八王子からの乗車が多かったので、新宿から「あずさ」に乗るのはずいぶん久しぶり。

 

 

 

 

 

心地よいモーター音を聞きながらさっそくビールタイム。最高。

 

 

 

 

 

1月22日に降った大雪とその後の異様な低温で、都内は至る所に雪が残っている。東京で氷点下が連日続くなんて記憶に無し。

 

 

 

 

 

乗車券・特急券はえきねっとの「トクだ値35」。35%引きはなかなかお得。指定席では検札が行われない為、検札印は無し。乗客の負担を減らすサービスですので有難いけど、ちょっと残念。

 

 

 

 

 

列車は雪景色の多摩川を渡り、立川・八王子と停車。両駅からもそこそこの乗車があり、10号車の乗車率は40%程に。

八王子を発車するとE351系の本領発揮。振り子で爆走態勢に入る。

 

 

 

 

 

高尾を通過するといきなり山間部に突入。中央東線はこの車窓激変が面白い。

 

 

 

 

 

撮影名所の新桂川橋梁を渡る。複数の撮り鉄さんの姿あり。この橋梁、車内から眺める景色もきれい。

 

 

 

 

 

13時28分、甲府に到着。10号車の多くの乗客も下車。車内は一段とゆったり。

 

 

 

 

 

甲府を発車すると、前方に南アルプスと八ヶ岳、後方に富士山を望む絶景区間。

 

山間部や高原を走る中央東線は曲線が多く、この曲線区間のスピードアップを狙って投入された振り子式E351系。車体を大きく傾けながらカーブを高速通過する走りっぷりが自分は大好きだけど、思いの他「酔う」という人が多いらしく、また重心を下げる為に客室が天井に向かって絞られており、タイトな空間が窮屈と感じられ、このE351系を敬遠する人が多いとか。早すぎる引退にはそんな背景があるらしい。

 

183系のあとに投入されたE257系の前面デザインがどうも自分には合わず、183系引退後はE351系ばかり乗っていた自分としては寂しい限り。

 

 

 

 

 

青空に映える八ヶ岳。この区間、進行左側だと八ヶ岳が見える機会はそう多くない。

 

 

 

 

 


左側の楽しみはやはり雄大な南アルプスの眺め。列車は小淵沢を過ぎて長野県に入る。列車は高原を爆走。モーター音も心地良くて気分爽快。

 

 

 

 

 

14時12分、上諏訪に到着。JR東海213系の姿が見える。ここで車内放送「上り列車遅れの為、発車が遅れます」。中央東線は茅野-岡谷間が今も単線。片側で遅延が発生すると芋ずる式に遅れる。幸い3分程の遅れで発車。

 

 

 

 

 

塩嶺トンネルを抜け塩尻を過ぎ、列車は松本へ向けてラストスパート。

 

 

 

 

 

14時39分頃、終点松本到着。お馴染み、「まつもと~まつもと~」の到着放送。

 

 

 

 

 

間もなく見納めとなるE351系の姿。まさにスーパー特急という感じ。かっこいい。松本駅には自分以外にも撮り鉄さんががちらほら見受けられる。

 

 

 

 

 

後継となるE353系との並び。今だけ限定の光景。

 

 

 

 

 

「AZUSA」のロゴが入った先頭車。かつては松本で後4両を切り離し大糸線の南小谷まで乗り入れてたけど、現在は全て松本止まり。E257系が1日1往復大糸線へ乗り入れるのみ。

 

 

 

 

 

列車は折り返し運転せず松本の引き込み線へ回送。この場合は、以前の大糸線乗り入れ時のように前8両と後4両を切り離す。この貫通扉付き先頭車を見るのは久々。
E351系の回送シーンを見届け、自分は大糸線に乗り換え。15時8分発の211系信濃大町行きに乗車。

 

 

 

 

 

とは言っても、隣の北松本で下車。これから温泉に向かう。

 

 

 

 

 

徒歩15分程で辿り着いたのは「湯の華銭湯 瑞祥 松本館」。とにかく寒い。そそくさと館内へ。まずは遅い昼食。

 

 

 

 

 

信州と言えば蕎麦。手打ちそばと生ビールを注文。うーん喉ごしはいいんだけど、残念ながら蕎麦の味がせず。とは言っても、蕎麦好きの自分は蕎麦湯まで全部頂く。

 

続いて温泉へ。天然温泉の浴槽は上山田温泉から運んでいるとか。自分は露天岩風呂へ。残念ながら塩素臭がきつい。あまり源泉の良さは体感できず。まあ遠くから輸送という事でこれは仕方ない。そもそもスーパー銭湯だし。

ここで同じく露天の壺湯へ。こちらは温泉ではないようだけど、やはり壺湯は個別なのでリラックスできる。キーンと冷えた空気の中、青空を眺めながら1時間30分コースで満喫。

<湯の華銭湯 瑞祥 松本館>★★★☆☆
泉質:C 眺め:C 癒し:B
松本駅からも徒歩圏内なので、登山やハイキング帰りのちょっと一風呂にいいかも。料金680円。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。

 

 

 

 

 

温泉を出て北松本駅に戻る。

 

 

 

 

 

気温は既に-3℃。寒い。

 

 

 

 

 

18時1分発の211系信濃大町行きに乗車。満員の211系車内はオールロングシート。ロングシートばかり当たる。

 

 

 

 

 

18時27分、穂高に到着。今日はここで一泊。

 

 

 

 

 

徒歩5分程で今宵の宿「グレイスホテル吉野」に到着。穂高での定宿。

 

 

 

 

 

穂高の夜景を眺めながらビール飲んで就寝。穂高の夜はとても静か。

 

 

 

 

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