昨年末の納の山行は、予定通り箱根の外輪山、明神ヶ岳に大雄山最乗寺のほうから登ったが、メンバーの体調不良があって途中の足柄林道から引き返して終了となった。
マイカーをお寺の大きな駐車場にとめ、境内の門の前から尾根へと登り始める。
途中に石碑があるらしく、そこまでは立派な石の階段が続いていた。
が、その後の山道は無残にくずれ、荒れ放題という感じだ。
ここはまだましなほう。土が柔らかいせいだろうが、雨によって削られて、木の根が浮き上がり、岩石がころがっている。
尾根の側面の急斜面を登りきれば、あとは写真のようなゆるやかな森の道が続く。
すぐに石仏も並んでいた。観音様らしい。10体以上あった。
歩きやすい道だったが、足柄林道の手前の法面のところは、出発点の急斜面と同様に道がくずれてえぐられていた。
林道に出たところでメンバーの一人がめまいを訴えた。そこで、今回の登山は中止と決断し、林道の日当たりのいいところを選んで休憩し、同じ道を引き返した。
この日はおだやかな好天だったので、もったいないから車で足柄峠まであがって富士山をながめ、それから帰宅したのだが、なんと東名高速が事故渋滞。
大井松田インターからはいってすぐに渋滞がはじまり、なんと次の秦野中井まで1時間半もかかってしまった。
足柄峠に寄り道等しなければ巻き込まれなかったのだが、先のことはだれにもわからないので、仕方の無いことだ。